ステーキ・ハンバーグチェーンの「ブロンコビリー」(本社:愛知県名古屋市)が堅調だ。

 2017年12月期では売上高197億円(前年同期比109.7%)、営業利益24億円(同88.8%)。増収減益となったものの12.4%の営業利益率は上場外食チェーンでは上位に位置し、7月に発表された2018年12月期第2四半期決算では売上高111億円(前年同期比118.0%)、営業利益14億円(同130.8%)となっている。

 同社の主要メニューはステーキとハンバーグだが、食材の自社調達・加工により、72.8%(18年12月期第2四半期)という高い売上総利益率を保つ。レストランチェーンではトップクラスのすかいらーくグループが69.9%(17年12月期連結)、サイゼリヤが63.3%(18年8月期第2四半期連結)であることからも同社の利益率の高さが目立っている。

 既存店も2017年6月から売上高が前年同月超えをしてきたが、これは主力メニューであるハンバーグのレシピ見直し、ステーキの加工工程の改良に加え、エントリーメニューとしてのハンバーグランチの平日キャンペーンの展開が奏功したためと思われる。平日ランチの導入は若干の客単価減を伴うが、客数増により既存店伸びを支えた。

 もともとハンバーグは食卓登場頻度が高いメニューとされ、外食のベーシックメニューでもある。ベーシックメニューを活用した施策がリピート来店による客数増に寄与したといえるだろう。ただし2018年6月の月度既存店伸びはディナー時間帯のダウンもあって、95.2%に留まり、ディナーメニューの伸びに課題を残している。