焼肉きんぐの原価率は4割を超える

食べ放題は損益分岐点が高く、売上げをとれる一定以上の席数が必要になる

「顧客満足度と回転率に執着しないと、この業態は成り立ちません」(池田氏)

 焼肉きんぐの原価率は4割を超えるといわれています。ただし、焼き肉の売上げは企業(物語コーポレーション)が経営する全業態の55%前後であり、他に和食やラーメン、お好み焼き業態といった荒利益率の高い業態とミックスさせることで、トータルの原価率は35%程度に抑制されています。

 焼肉きんぐの標準タイプは月商1800万円、客席面積86坪、客席は26卓。近年は

 人口の少ないエリアに対応するため、小商圏タイプの店舗を酒田市(山形)と知多市(愛知)に出店、席効率を高めるため既存店より5卓少ない21卓に縮小して検証しています。駐車場は卓数プラス15から20台は必要ということです。

牛角も「食べ放題」専門業態を本格出店した

 焼き肉業界では後発ブランドの焼肉きんぐが10年少しで200店舗を突破し、業界2番手に付けようとしている中、1番手の牛角も食べ放題「専門」の焼き肉業態「牛角ビュッフェ」を本格出店すると狼煙を上げました。既に7店舗を営業しており、3年間で55店の出店を計画し、売上げ100億円規模を想定しています。

 大規模店舗で大きな売上げと利益を生み出し、家族層に支持されるパッケージとして展開していきます。