プロはお風呂場脱衣場でゆったりとストレッチする

 トーナメントプロはお風呂場脱衣場でストレッチを行います。トレーナー帯同のプロもいますが、まだ少数派です。脱衣場でストレッチを行う理由は、『鏡がある』『空調が効いている』『靴が脱げる』の3つです。一言で言えば、入念に本格的に体をほぐしたいからです。

 ストレッチを鏡の前ですることで、いつもと違うこと、左右のバランスが分かり、入念にストレッチすべき場所が分かります。空調が効いていると夏は涼しいのでゆったりとストレッチでき、冬は暖かいので薄着で入念にストレッチができます。また、靴を脱ぎ寝転がってストレッチができるため、いつも自宅でやっていることを本格的にできます。

 私も脱衣場で大きい筋肉を意識して首、肩甲骨、胸、腹、脇腹、股関節、腿、ふくらはぎ等、順番にストレッチしますが、忘れがちなのが小さな筋肉です。

 それは足指と手首です。足指のストレッチは50センチ足を開いて立ち、フォロー時のように右膝を左膝にくっつけます。すると右足の親指の裏側が伸びます。次に親指の爪側を床につけ、表側を伸ばします。これを左右両方やりましょう。この効用は腰の横回転をスムーズにし、体幹を使ったスイングを促します。

 手首のストレッチは腕を前に出し、指先を上に向け、手の甲を自分側に折って、反対の手でワイパーのように左右に動かします。その後、指先を下に手の平を自分側に向け、反対の手でワイパーのように左右に動かします。これを左右の手でやります。手首が柔らかくなり、ゆったりとしたスイングを促します。これらは靴を脱ぎ、鏡の前だからできるストレッチです。