上野公園で300人のパパをファッションチェック!

 主にファッショントレンドの予測、分析をする私にとって確かな実感が持てるのが着用実態調査だ。毎年、休日のお出掛けパパのファッションチェックを上野公園で行っている。サンプル数は300人を基準で、海の日にこの3年間の着用数を円グラフでまとめてみた。

今年は暑かったが、ショートパンツ率が下がった

 まずはショートパンツの着用人数だが、一番多かったのは2017年で着用率は42%で、今年は昨年ほどの人数は見られなかったものの36%と2016年に比べて多かった。着用率が28%と一番少なかった2016年は、調査日の最高気温が27.7℃で最低気温20.1℃。今年は35.4℃/26.6℃、昨年でも33.7℃/23.6℃と気温による着用人数変化だったと考えられる。

 年齢軸で見た場合は着用傾向には大きく偏りがあって、今年の場合でも想定年齢40代の着用人数は84人で50代が21人、60代が3人と。高年齢のお出掛け着には向いていないのが分かる。

一番人気はベージュで、今年はカーキが躍進した

 カラートレンドで見ると一番人気はベージュで安定している。昨年はブラックボトム人気の影響もあってブラックが大きく躍進したが、今年はネイビー、グレーが強く特にカーキが躍進した。また、カラフル、モノトーンコーディネートの影響もあって、組み合わせカラーのコントラストが楽しめるホワイトショーツの着用者が増えたのも面白い。

 初めにも触れた通り、メンズトレンドでもボトムスの変化は一番遅く現れる。その中でもショートパンツはいまだ変化に富む方ではあるが、年齢、オケージョンに大きく影響される商品ともいえる。

 しかし、シルエットも合わせたフィット感に変化が見えたときが、ファッショントレンドに変化が生まれる分水嶺となるので見逃せない!

 ぜひご参考ください。