先週も「スーパー猛暑」がもたらした日用品の売れ筋商品に触れたが、今週はメンズファッションについて取り上げてみたい。

 中でも暑いお休みの日に欠かせない夏のカジュアルボトムの代表格といえば「ショートパンツ」。はいたときの圧倒的な開放感と楽チンさ。しかし、女子受けは微妙で年齢とともにオシャレにはきこなすには難易度も上昇する、少しやっかいな商品といった印象だ。

メンズの中でボトムスはトレンド変化が最後になる

 ファッションでトレンド変化が保守的なのはメンズ市場だが、その中でもボリュームゾーンとなるとその傾向が一層強くなる。

 実はカテゴリー別の変化順番が最後なのがボトムスなのだ。ボトムシルエットが変わるときは、ファッションスタイルが大きく変わるとき。トップス以上にフィット感にこだわりが出てくる商品故に、買い替え頻度は低いが、リピート購入が見込みやすい重要な位置付けの商品ともいえる。

メンズは股下30センチクラスのレングス丈がトレンド

「ショートパンツ」嗜好の大きなポイントの一つに股下レングスが挙げられる。足ヒザ部分が出るか隠れるかを、ヒザ上・ヒザ下デザイン商品として、好みが分かれるのも特徴の一つ。ついこの間まではヒザ上デザインがトレンドだったが、メンズもオーバーサイジング・ファッションの流れからかワイドシルエットで股下30センチクラスのレングス丈がトレンドで格好良い。ちなみにユニクロではL寸股下25センチ、無印でも24センチとヒザ上デザインを中心に品揃えをしている。