今年、注力している冷やしうどんも絶好調

 中食系では、冷たく清涼感もあり、そのまますぐ食べられるということで、冷やし麺の販売が好調になる。

 

 冷やし麺では、気温が25℃を超えると販売の主役がそば系から冷やし中華に交代する(汗をかくので、酸っぱい系の酢の利いた食べ物を食べたくなるからと言われている)。

 今年は、丸亀製麺などの台頭もあり、コンビニ各社が冷やしうどんに力を入れているが、ローソンでは冷やし麺全体の前年比が約125%なのに対して、冷やしうどんの前年比は約210%と販促効果が手伝い、売上げが好調に推移している。

 このようにコンビニでの盛夏商品の売れ筋もお客さまの嗜好やトレンドの変化に合わせ、少しずつ変化していっている。

33℃を超えると制汗シートが加速度的に伸びる

 日用品では、制汗シートが前年比160%(ファミリーマート)と販売好調だ。

 

 制汗シートのナンバーワンメーカー・マンダムによると、気温が33℃を超えると売上げが加速度的に伸びるそう。特に今年はコンビニでアイスボディペーパーが前年比185.9%と全国的に絶好調。この暑さで初めて使用した新規ユーザーを取り込んでいるようだ。

 日焼け止めなどUVケア商品もコンビニ各社が前年比140%前後と好調だが、日用品のシーズン品は、秋の足音が聞こえると売れなくなるため、お盆明けには値下げ販売が必須となる。

7、8月の売上げが加盟店の経営に大きな影響

 基本的には、コンビニの月別日販は7月、8月が各店舗で年間最大ピークとなる場合が多い。

 コンビニのフランチャイズオーナーは、毎月安定的に収入が入るビジネスパーソンと違い、この2カ月の売上げが年間の手取り収入に大きな影響を与える。そのため、この決戦時期の発注の手腕が問われることとなる。

 そう思って、コンビニの売場を観察してみると、その店舗のオーナーの本気度が見えてくるので、面白い。

※販売高前年比は、ローソン7/16週(7/16月~7/22日)、ファミリーマート 7/17週(7/17火〜7/23月)、マンダム 7/9 7/9月〜7/15日)