酷暑の中、「販売体制を整えることが難しい」とセブン‐イレブンで生ビールの販売実験が中止になった悲報を聞いて落ち込んでいても暑さが解消されるはずもなく、46店舗で生ビールを販売しているNewDays(ニューデイズ)に、生ビールを飲みに行ってみた。

 セブン‐イレブンは、『キリン 一番搾り』をSサイズ 100円(税込)、Mサイズ 190円(税込)で販売する予定だったが、NewDaysではアサヒスーパードライをたっぷりの545ml、398円(税込)で販売しており、期間限定で298円(税込)で販売することもあるようだ。

 セブン‐イレブンは生ビールについても、コンビニコーヒーと同じくレジ精算後にお客さまがセルフ対応することを想定していたようだが、僕が行ったNewDays大崎では店舗の従業員に注いでもらう方式になっていた。

取材とはいえ、昼間のビールは罪悪感がある

 取材前の16:50に飲んでみたのだが、一応、私の場合は(この原稿を書くための)取材と前提がつくものの昼間の生ビールは罪悪感があった。

 従業員にヒアリングしてみると、「昼間でも結構、利用者がいますよ」とのこと。

 夜勤者などの利用も想定できるが、暑さに耐えきれず背徳感を超え、一杯というニーズもあるのは間違いなさそうだ。

 それにしても、気温が35℃を超す中、コンビニで飲む生ビールが新しい消費スタイルとして定着すればお客さまに支持される可能性は高い。

フタを用意すれば、飲酒運転は防げる?

 ただ、生ビール販売にはさまざまな問題があるとされている。その中でも一番と考えられるのが、車や自転車での飲酒運転の問題だ。

 未成年飲酒の問題は、他のお酒と同じくレジでの年齢確認で、ある程度は防げるが、今回の生ビールはカップでの販売のため、持ち帰りが難しく、缶ビールと違って飲酒運転を助長するのではないかという懸念がある。セブン‐イレブンではフタを用意して持ち帰り可能にする予定だったようだが、それで本当に防げたかどうか……。

 また、今、増加中のイートインコーナーでの飲酒も問題の一つ。他のお客さまの影響も考慮することも大事なポイントだろう。

 その点、NewDays大崎では、イートインが無いため、店頭での立ち飲みとなり、少し自分の手荷物の邪魔なのが気になった。