空腹の状態でいきなりアルコールが入ってくると、エタノールの強い刺激で胃は防御を優先し、消化吸収活動を遅らせてしまいます。

 食べたものの消化が遅れ、夜遅い時間になればなるほど脂肪になりやすくなります。

 そこで、お酒を飲む前に「漬物」を5切れ食べてお酒から胃腸を守る「バリア食」にするのです。

役割は「バリア」と「ヤセ菌づくり」。だから2回に分けて食べる。

 漬物は野菜の水分が抜けて食物繊維など栄養素が凝縮されます。腸の中での吸収スピードは緩やか。そのため長時間、胃腸に滞留する、その性質を利用します。最初に食べる5切れの役割は「バリア」です。

 残りの漬物はメインのおかずの後に食べましょう。発酵食品としてのパワーを使い、別名「ヤセ菌」とも呼ばれる腸の善玉菌を増やして満腹ホルモンのアップを狙います。

 善玉菌を増やす微生物は胃酸に弱いので、空腹時よりも、肉や魚など消化に時間がかかる脂肪食材が胃に入った後で食べることがポイントです。

「ぬか漬け」は特に優れもの!

 香りが豊かな「ぬか漬け」は漬物の中でも最強です。漬物は「香の物」といわれ、この香りがごちそう。食欲がないときでも、ぬかの素朴な香りは何となくホッとしますよね。

 米ぬかの「こうじ菌」は微生物の中でも非常に強い菌。強力に、腸内環境を整えます。

 米ぬかに含まれるビタミンBはお酒や食事の糖質の代謝をアップするのでダイエットの強い味方です。