青果の地場野菜コーナーは2つの島で展開。JGAPやGLOBALGAPなど「GAP(農業生産工程管理)」認証の商品をコーナー化している。
カットフルーツやタルトなど即食商品を壁面でコーナー化。タルトは、以前は店内加工だったが、アウト化するなど効果を踏まえた上での効率化を図っている。
第1主通路突き当たりの第2磁石は鮮魚の対面販売コーナー。異業態を含めた競争が激化しているが、スーパーマーケットの差別化の鍵は生鮮にあると考えており、特に店内加工による出来たて、作りたての要素を重視。
鮮魚売場の平ケースでは、メヒカリの唐揚げ用やサバの竜田揚げ用など、地元の茨城県の原料を使った魚の半加工品を売り込む。即食商品だけでなく、こうした半加工商品は各売場で強化されている。
半加工商品と併せ、焼き魚など魚惣菜もコーナー化。ここのところの新店では惣菜売場付近でコーナー化していたが、今回は鮮魚売場に持って来ている。
セブン&アイグループのプライベートブランドの生鮮食品版のセブンプレミアム フレッシュに牛肉が登場。米国産のアンガスビーフのプライム。
奥主通路(第2主通路)はダブルトラック。通路上の平ケース、島型ケースでは鮮魚や精肉の売り込み商品や加工肉が展開されている。さらに精肉ではケース裏側でスパイスを販売するなど関連販売も意識されている。
惣菜、寿司、ベーカリーは第3主通路で展開。売場スタートは店内加工でシズル感の高い温惣菜。「温惣菜じんべえ」などコーナーがより明確に打ち出されるようになった。
同様に寿司も「旬肴花ごろも」のコーナーを明確に打ち出す。寿司は昨年から厳しい状況が続いていたが、回復基調にあるという。
惣菜では弁当の売上げが伸長傾向にある。節約志向によるワンストップのニーズもあるとみられるが、一方で夕方以降の勤め帰りのお客のニーズが高いことから出入り口付近での展開も視野に入れている。
自社工場で製造した冷惣菜の「だんらん;デリ」は平ケースで展開し、売上高構成比も高まってきた。冷蔵だが、今回、より商品が浮き出て見える新型のケースを導入した。
生鮮・惣菜に手間をかける半面、グロサリーは什器面を含め効率化とそれに伴う低価格を志向。ゴンドラ内に縦じま陳列で「スペシャルプライス」コーナーを設置し、低価格をアピールするとともに第4磁石として通路内にお客を誘導する。
グロサリーでは投げ込み式の什器を多用したり、ゴンドラ最下段の多くに可動式の什器を採用、さらに引き出し式の陳列棚を導入するなど陳列作業効率化のための取り組みが多数見られる。
6月6日~8月7日の期間で約250品目のナショナルブランド(NB)商品を約5~15%値下げしている。特にNBは価格で比較されやすいため、価格対応する意味もある。該当商品にはPOPを付けてアピール。

 

 
  • ヨークベニマル石岡西店
  • 所在地/茨城県石岡市石岡字水久保12886
    営業時間/9時30分~22時
    敷地面積(全体)/2万7527m2(8327坪)
    延べ床面積(ヨークベニマル)/3308m2(1001坪)
    売場面積(ヨークベニマル)/2360m2(714坪)
    構造/鉄骨造平屋建て
    駐車台数(全体)/419台
    駐輪台数(全体)/202台
    年商見込み/15億円
    店長/山本真弘
    従業員数/95人(正社員15人、地元採用者80人)
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