EC:BtoCに加え、CtoCでも急成長を続けている

 米国でのアマゾンのホールフーズ・マーケット買収により、一気に流通の主役に躍り出たネット販売。経済産業省によると市場規模(2016年度)は15兆1000億円(BtoC*消費者向け)。ネットオークションに代表される個人間売買(CtoC)が増えており、この分野ではアプリを介したメルカリが有名。

 ECでは、店舗の商品をピッキングして配送するタイプと専用センターでのピッキングと配送を行うタイプの2種類に大別される。アマゾンなどの専業各社は後者。総合スーパー、スーパーマーケット、専門店などリアル店舗を展開する企業は前者での導入が多い。

 リアル店舗を持つ企業では近隣商圏の高齢者をはじめとする買物弱者への対応が目的であるが、配送コストの吸収が課題となっている。受注システムの改善、配送コストの対価への反映が必要となる。また専業にとっては導入の配送件数、総量の増大に伴う配送要員の不足が顕在化しており、配送方法の見直しが課題となっている。

主な企業

ヤフー 5117億円(コンシューマー事業)
楽天 3054億円(コンシューマー事業)
アスクル 2883億円
ベルーナ 1460億円(連結)
千趣会 1290億円(連結)
スタートトゥデイ 763億円(連結)