ディスカウントストア:低価格志向で追い風が吹いている

 米国発祥の総合大型店舗を指す。ウォルマート、ターゲットが有名。日本では総合スーパーの品揃えが近しいが、低い価格帯、購買頻度の高い絞り込んだ商品構成をEDLPで展開する。

 日本ではミスターマックス、ロヂャースが専業チェーンとして先駆けた。その後、トライアルカンパニー、またイオンでは「ビッグ」をディスカウントストアとして展開している。イトーヨーカ堂も総合スーパーからの転換で「ザ・プライス」を展開している。

 規模によっては大型店では「メガ」または「エクストラ」、小型店で「マート」といったように区別するケースが出始めている。

主な企業

ドン・キホーテ 7595億円(連結)
ミスターマックス 1040億円
PLANT 877億円

バラエティストア:日本の100円ショップは、ここに含まれる

 米国を発祥とする。1879年にウールワースが展開した「ファイブ&ダイムストア」(全品を5セント均一で販売)が1号店とされる。購買頻度(消耗頻度)の高い日用品、加工食品を幅広く品揃えし、低価格で販売する店舗。米国ではダラーツリー、ワンダラーストアがウォルマートなどのディスカウントストアよりも低い価格帯で展開している。日本では「100円(100均)ショップ」と呼ばれている。

主な企業

セリア 1453億円
キャンドゥ 680億円
ワッツ 461億円
*非上場であるがダイソーが4200億円、国内3150店舗(2017年3月時点同社発表)でトップ企業となっている。

リユース:自動車から家具、書籍、衣料品まで対象は広い

 リサイクルショップとも言われる。使用済み(または未使用)商品を販売、レンタルする業態。大型商品では自動車。さらに家電、家具、書籍、衣料品などが多い。業界団体である日本リユース協会によれば、2016年6月時点で19企業・4887店舗が展開されている。

 ただし、古物営業法によって各都道府県からの許可が必要となっており、全国展開のチェーンにとっては出店の障壁の一つとなっている。これを受けて、所管の警察庁では規制緩和の検討に入っている。消費者の生活防衛や環境問題への意識もあって、出店環境の好転によりさらに成長性が見込める市場といえる。

主な企業

ブックオフコーポレーション 813億円(連結)
コメ兵 348億円
テイツー 283億円