わが家の米所は、大正15年創業の老舗米屋・森田屋米店です。実はそれ以前はAmazonで購入していたのですが、この有限会社の商品と姿勢に魅力を感じ、乗り換えました。

 リアル店舗は現在の住まいからは遠いのですが、もう3年ほどお世話になっています。「老舗だから」という理由は、半分当たっていますがそれだけではありません。

何と近所ならAmazonより早く届く!

森田屋米店の商品(筆者私物)。紙袋で配達されるのは、米店ならではの味わいがあります

 この店には「ご近所無料配達」というサービスがあります。配達可能エリア内なら5kg以上の購入で送料無料で配達してくれるのです。

 初回注文時に私が住所を伝えると、「それなら、無料でお届けに上がれますよ」と言って、店の方が自宅まで配達しに来てくれました。

 これはお客さまにとってもメリットですが、店側もその日に現金を受け取れるというメリットがあります。クレジットカード決済や代金引換・銀行振込が希望ならばネット通販での購入も可能、リアル店舗なら電子マネー対応もしているので、消費者側に複数の購入選択肢を提供しています。

 配達時間は店の混雑状況にもよりますが、当時は早ければ数時間、遅くとも当日中に配達してくれました。何より、Amazonでのワンクリック注文より個店の方が配達が早いというのは衝撃でした。「地域」というのは、巨大流通ネットワークに勝る可能性があるのだと感じます。

専門店ならではの「目利き力」の強み

 
精米日は発送メールと同日。この時は6月21日の夜に注文し、翌日の6月22日に精米してもらっています

 それまで私は無類の米好きだったのでおいしいお米を食べるために、頑張って冬でも冷たい水で米をといでいました。しかし出産を機に時短に目覚め、次第に米をとぐより寝たいと思うようになりました。

 とはいえ、おいしいお米は食べたいので、いつも比較的高めの無洗米を購入していました。森田屋米店ではお米代金にほんの少しプラス料金を払えば、どのお米でも無洗米に加工してもらうことができます。

 さらに、米店という専門性を生かして精米は注文後となっています。当日精米は、お米を一番おいしく食べる秘訣なのではないかと思いました。初めて米袋を開けたときはその精米したての匂いに驚き、炊きたてご飯を口にして「お米ってこんなにおいしいんだ!」と驚かされました。

 お米も地域やブランドで選べる他、味を試したい人向けの「食べ比べセット」など、多彩な選択肢があって楽しめるようになっています。赤ちゃんの一歳の誕生日を祝う名入りの一升餅や地酒、季節イベントに応じた関連商品も購入できるため、通常の米店より客単価も高いのではないかと感じさせられます。

 中でも、「東京都八王子東の都米ギフトセット」という商品は、日本ギフト大賞2017の都道府県賞・東京都代表に入選しています。