西野ジャパンが戦前の予想を覆し、ポーランドに破れたものの、得失点差で予選を通過し、W杯 16強に駒を進めた。

 決勝トーナメント第1戦は、7月3日(火)の深夜3時の試合スタートとなり、日本中で寝不足人口がさらに増えていきそうだ。

眠気覚ましドリンクの出荷数量が前年の110%を超えた

 

 そんな中、日本のビジネスパーソンを寝不足から救う「眠気覚ましドリンク」がコンビニ店頭で日を追うごとに売上げを伸長させているようだ。

 コンビニに商品を導入するベンダーに話を聞くと、前年出荷数量は110%を超え、このまま日本が勝ち残ると前年の1.5倍の出荷も現実味を帯びているようだ。

 W杯はロシアでの開催で時差があり「睡眠負債」が累積され、寝不足指数が上がっているのは間違いない。

目の前のサッカーマニアの経理担当も飲むようになった

 筆者の会社で目の前に座る経理担当はサッカーマニアで、日本戦以外の試合も含め、毎日、W杯を観ており、午後のランチタイムで昼寝をしているものの寝不足が続いているそうだ。

 そんな経理担当が、ここのところ昼寝を止め、眠気覚ましドリンクを飲むようになった。

 話を聞くと、「昼寝の後は爽快感はないが、眠気覚しドリンクは爽快感があり飲むだけで眠気を解消できるのがよい。昼寝をしていたときは昼休みに20分程度の時間を確保しなければならなかったが、眠気覚ましドリンクは飲みやすい量で時間的な効率もよい」とのこと。仕事と趣味の観戦の両立を果たしている。

市場規模は年間約50億円、コンビニシェアは70%

 

 そもそも、眠気覚ましドリンク市場は年間約50億円の規模で、ハウスウェルネスフーズの『メガシャキ』と常盤薬品工業の『眠眠打破』で市場を2分していて、両方合わせたコンビニのチャネルシェアは70%を超え、コンビニが販売場所のメインとなっている。

 眠気覚ましドリンクのコンビニでのロイヤルユーザーは職業ドライバーたちで、特にタクシードライバーと相性がよい。

 タクシードライバーの勤務は乗車時間が19時間~最大21時間と長く、休憩が3時間あるものの、都市部では大半を車で過ごし飲食をする場合が多いようで、その買物をする場所で多いのがコンビニ。睡魔と戦う状況で眠気覚ましドリンクを買うことが多いようだ。

 また、高速道路のインターチェンジの近くやサービスエリアの店舗は長距離を中心としたトラックドライバーが利用し、眠気覚ましドリンクを購買。

 さらに、GWやお盆・年末年始などは渋滞が発生するため、一般ドライバーの購買も増えるようで、コンビニ全体で通常時と比較して1.2倍強の売上げになるようだ。

 そして、今回のW杯や時差のある場所での五輪などのスポーツイベント時には、仕事を通常通りこなしたいビジネスパーソンのニーズにも応えている。

少ない量で効果的にカフェインを摂取できるのが特徴

 眠気覚ましドリンクは、眠気と深く関わりのあるアデノシンの動きを抑え、脳を覚醒させるカフェインを多く含むことで効果を生む形となっている。

 健康な成人がカフェインを1日に摂取する量としては、カナダ保健省が発表する400mgまでとする考え方が一般的だ。

 

 眠気覚ましドリンクの容量は50〜100ml。1本に対して約100〜150mgのカフェインが含まれており、400mlのコーヒーボトル缶のカフェイン含有量が200〜240mgであることを考えると、効率的にカフェインを摂取できる。

 常盤薬品工業の『眠眠打破』のシリーズは、コーヒー味を基本としてタクシードライバーをメイン顧客とし、タクシーのガラス面に広告展開をしている。

 一方、ハウスウェルネスフーズの『メガシャキ』はレモン味をベースとした炭酸飲料で、ハウスグループのシナジーを生かしたショウガ・トウガラシ・サンショウのスパイスの力を取り入れた商品設計となっていて、刺激と冷涼感で眠気をスッキリさせる商品。『メガシャキV』は、さらに刺激成分のクロシンを配合し、強刺激で眠気スッキリの持続を意識したバージョンアップ商品として人気。この『メガシャキ』シリーズは多様なニーズに対応すべく、ガムも販売されていて、ドリンクとの併用をしているユーザーもいるようだ。

決勝の7月16日までは活躍の場が多そうだ

 日本の快進撃がいつまで続くかというのはあるが、W杯の決勝は7月16日となっており、日本のビジネスパーソンを中心に国民総寝不足状況はしばらく続きそうだ。

そんなときは仕事のパフォーマンスを落とさないように、コンビニで販売される眠気覚ましドリンクの力を借りてみてはいかがでしょうか?