先週、気になった洋服を手にしてスタッフに声を掛けると、2つある試着室はどちらも使用中。『お次のご案内を…』と言われかけたところで、ちょうど片方の試着室のカーテンが開きました。

 すると私が声を掛けたスタッフと、もう一人のスタッフがバインダー(試着案内表?)を見て、『これ終わった?』『いや、〇×▽■(聞き取れず)』『あ、じゃあ……』と何やら二言、三言ゴニョゴニョ相談した後に『どうぞ、ご案内いたします』と案内されました。

 素敵な商品だったので、試着を終えて案内されたレジに向かいます。『レジお願いします』と後ろから声が聞こえましたが、スタッフが来なかったので、そのまま待ちます。もう一度『レジお願いしまーす』と別の声が聞こえると、ストックを整理していたスタッフが出てきて精算をしてくれました。

 選んだ商品は、前ボタンの複数付いたロング丈のワンピース。そのためか、商品を何度か畳み直し、最終的には一つ一つボタンをはめてから畳んでくれました。『お待たせいたしました、ありがとうございました』との言葉で買物を終え、振り返ると私の後ろにはレジを待つ別のお客さま(ちなみに帰宅して商品を広げてみると、丁寧にはめてくれたボタンは一つずつ掛け違えていました)。

 普段と大して変わらない普通の買物のはずなのに、私はなぜか店を出たときに疲れていました。なぜでしょう? 次の予定の時間が迫っていて、切羽詰まっていたわけではありません。

 そして、「時間がかかったなぁ~……」と思ってしまった自分に気付いたのです。以前よりも待ちきれなくなっているという事実に、自分が一番ビックリしました。

ランチの注文もせずに店を出るお客さま

 私が単にせっかちなのかとも思いましたが、思い返せば以前訪れた飲食店でも、印象的なことがありました。ランチタイムのピークを過ぎた13:30過ぎ。40代位でしょうか、一人の女性のお客さまが、何も言わず、注文する前に店を出て行ったのです。

 スタッフ同士で(あれ?…変なお客さまだなぁ)というように顔を見合わせていましたが、今思えば、このお客さまは待ちきれず、しびれを切らして出て行ったのだと思います。