7月24日(火)より全国のローソン店舗のマチカフェで「アイスミルク」(150円)が発売になります。今回はこの取り組みにつながるカゴメとのコラボレーション。そのメディア発表イベントに参加しました。

ローソンの健康志向商品の売上げは食品の35%に

 目玉は、何と、「牛乳とトマトジュースを一緒に飲もう。」

 ローソンは、2012年からブランパンを発売、低糖質なお菓子やグリーンスムージーなどの商品も販売しています。“食を通じた健康寿命の延命”をスローガンに健康志向食品の売上げは2013年は600億円、食品全体における6%だった健康志向商品の売上げは、わずか5年で約6倍の3500億円。2018年度は食品全体の35%。「マチの健康ステーション」のイメージは定着してきました。お弁当や調理麺の「1日の1/2の野菜が摂れるシリーズ」など野菜摂取のキャンペーンは記憶に新しいでしょうし、マチカフェでも冬場にホットミルクを提供し、コーヒーを飲まない人や健康を意識する層への展開が話題になりました。

カゴメのシェアは緑黄色野菜 消費量の17%

 一方のカゴメといえば、言わずもがなトマトジュース、野菜ジュースのトップ企業。ジュース以外にも、ケチャップやパスタソース、冷凍食品まで日本国内の緑黄色野菜の消費量329万トンのうちの17%、17万トンを商品として供給しています。健康長寿に向けた健康課題を解決すべく「日本の野菜不足ゼロ」を掲げてきました。

 今回は日本の野菜不足にいち早く取り組み、難しい現状を知る2社のタッグ。

 その2社の夏の健康対策が “トマト牛乳”の提案なのです。

 正直、牛乳にトマトジュースなんて、、ちょっと勇気がいる。。そう思いませんか?

 単なる話題作りと思っていたこの「トマト牛乳」。(すみません!)

 実は、食と健康のパイオニアならではの提案がありました。その提案とは?

カゴメの寺田直行社長。
ローソンの竹増貞信社長。

日本の野菜・果物の摂取量は減る一方です

 現実は厳しく、日本の野菜・果物の摂取量は増えるどころか減る一方です。

 厚生労働省が定める一日350gに対して現状は276.5g。この足りない80gが埋まりません。「サラダだけでは難しい」とカゴメの寺田直行社長は言います。こんなメジャーなトマトですが、その摂取量は世界平均より20gも少ないのだそうです。

 

 もともと和食で生野菜を食べる習慣が少ない上に、今の日本ではサラダで食べる生鮮野菜は安くありません。平均所得が下がる日本では昼食支出金額が平均500円といわれています。たとえ200円のサラダを毎日買い続けるのは難しいのが現状です。

 かといって、既存のメニューの野菜の量をただ増やすのも、料理として無理があります。インスタ映えはするでしょうが、定着しないでしょう。

 ローソンの竹増貞信社長は「食はおいしくないと続かない」と言います。

 ブランパンも最初はあまり売れなかったそうですが、改良されておいしくなったブランパンはヒットしていますから説得力があります。

食べた野菜の量より、体内に吸収する栄養素を増やす

 なぜ野菜が必要なのか?

 その理由は、人間の免疫を高め、あらゆる病気の予防につながるビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取するためです。

 ただし、これらの栄養素は同じ量の野菜でも差があります。同じトマトでも種類、育て方、収穫の時期によって違います。また、デリケートなので保存法、調理法、食べ方などでも大きく異なってきます。

 しかし、これまでは野菜の量をとることばかりを重視して、その後、体内で機能する栄養素のことがおろそかになっていた気がします。

 今回の提案は、トマトの量を増やすのではなく、同じ量を食べても、リコピンという栄養素をより効率的に摂取するという考え方です。