「工夫してPOPを作ったけれど、なかなか読んでもらえない」なんてよくあることです。頑張っても読んでもらえないというか、頑張るほど読みにくいPOPになっていることもよくあります。今回は読みやすいレイアウト『基本のき』をご紹介します。これは手書きで作る場合も、パソコンで作る場合も同じです。

ワードアートは「1つのPOPに1カ所だけ」

 WordやExcel、パワーポイントなどデザイン専用ソフトでなくても、パソコンでPOPを作ると多彩にデザインができます。色を変えたり、影をつけたり、立体にしたり。文字を変形させるのも、ちょちょいのチョイ。だから、ついやり過ぎてしまいます。デザインを足すほどにダサいPOPになっている場合がほとんどです。「ワードアート」(Wordの文字デザインツール)はない方がスッキリしますが、イメージに合うなどの理由があって使う場合は1つのPOPに1カ所だけと決めてしまうといいでしょう。

下のPOPは悪い例、どこが問題か分かりますか?

 下のPOPはやってはいけないデザインで満たされたPOPです。

 

 特に小さい文字にポップ体を使い、影文字になっているため非常に読みにくいのですが、他にも・・・

  1. ・コピー、タイトル、本文全てがポップ体
  2. ・コピー、タイトル、本文全てが違う色
  3. ・コピー、タイトル、本文全てに装飾が施されている
  4. ・メリハリが弱い
  5. ・イラストが“昭和”
  6. ・イラストが意味のない大きさで、しかも変形している
  7. ・「観葉植物」の文字が変形している
  8. ・本文が中央揃えになっている
  9. ・余白を正しく使えていない

ことも問題です。

悪い例を修正、メリハリをつけ、色をスッキリさせました!

 これを修正するとこんな感じです。文字の装飾は一切使っていません。メリハリをつけて色は青と緑だけでスッキリしました。

 

上のPOPにもう少し高級感を出してみましょう!

 もう少し高級感を出してレイアウトしてみると・・・

 

 

 こんな感じです。先ほどのPOPのカジュアルな感じがなくなりました。

 高級感を出すためには、

  1. ・ポップ体を使わない
  2. ・色を限界まで減らす
  3. ・余白を多くとる
  4. ・メリハリを少し弱める
  5. ・文字は左揃えか中央揃えかはっきりさせる(原則として左揃えが読みやすい)

とよいでしょう。