「ライス」を選んだ理由。ぜひ、インディカ米も!

 この南インドテイストの軽いカレーには、やはりライスがおいしかったです。ナンは、もちもち甘くて「おいし過ぎ」ました。今年初、真夏日を記録した日だったからでしょうか。。重く感じました。

 試食は白米でしたが、ぜひ、インディカ米で食べたかったです。今回の登壇者の一人、井上スパイス工業株式会社代表取締役会長の井上和人氏曰く、インドではサフランライスだけでなく、ジーフ(ウコン)ライス、ターメリックライス、ジンジャーライスなどのスパイスライスもポピュラーとか。風味が良いだけでなく、薬効パワー倍増。外食やレトルトなどでできるとうれしいですね。

太りたくない!カレーを食べたい、そんな人には

 

 夏も近いですし、「太りたくない!」とボディラインを気にする方や、カレー頻度が高い方は、ライスが安心でしょう。

 ナンもライスも糖質が高い炭水化物ですが、精製した小麦粉・砂糖・塩を含むナンに比べ、ライスは天然の食物繊維が豊富で、血糖値スパイクが起こりにくい。加えて、タンパク質、ビタミンなどの老化を予防し代謝を上げる体に不可欠な栄養価が豊富です。

さらにダイエット効果をあげるなら、玄米やもち麦に

 血糖値の急上昇が緩やかになり、夏の疲労回復に有効なビタミンB群もしっかりカバーできます。玄米は完全栄養食品というべき栄養素が豊富なもの。サラダやおかずを用意できなくても栄養素をカバーできます。時間がないシーンに食べる機会も多い「カレーこそ玄米!」と覚えましょう。さらに、香ばしく噛み応えがあって、「カレーは飲み物」という方にはお勧め。自然と食べ過ぎ予防にもなります。

カレー自体も、ライスに合わせて軽いものを

 どろっとこってりしたタイプは精製した小麦粉をバターで炒め乳製品で伸ばしたもの。できれば調整したい糖質・動物性脂肪。ライスに合うサラッとした南インド系がベターです。胃にももたれないし、スパイスのパワーをより体感できますよ!

夜カレーより、体が目覚める「朝カレー」

 夜は遅い時間に食べると刺激が強過ぎて、興奮状態になり安眠の妨げになることも。スポーツ選手のルーティン飯として朝カレーが流行しましたが、カレーのスパイスによる血流改善効果は朝の脳を起こすのにぴったり。また1日代謝をアップしてくれます。最新の時間栄養学では、太りにくい体を作る理想の朝食は穀類とタンパク質。スパイスは体を温めて代謝マックスの1日に。

みんな大好き「ナン」はごちそう。日常的には全粒粉の「チャパティ」で

 甘くてもちもちでバター香るナンは、スナック感覚で子供の給食でも人気だとか。

 それもそのはず、ナンはインドではごちそうです。精製された小麦に砂糖、バターが入ったカロリーリッチな食品ですから、成長期の子供のエネルギー源として、とても優れていると思います。朝食を食べたがらない子供もナンとカレーなら食べるという子も多いですから、上手に取り入れましょう。

 しかし、40歳を過ぎたら食べ過ぎにはご注意。とはいえ、カレーは絶対ナン派!という方も多いでしょう。そんな方には、インドの一般的な家庭で食べるチャパティをお勧めします。最近、日本でも健康志向とフライパンで焼ける手軽さで、レシピも人気ですよね。チャパティは全粒粉を使います。食物繊維が豊富、疲労回復に必要なビタミンBを含み、メタボの原因となる血糖値の急上昇を緩やかにしてくれます。ナンは“たまに食べるごちそう!”であれば問題ありません。

カレーのスパイスの効能は続々エビデンスが。がんや認知症にも!

 インドはガンの死亡率がアメリカの4分の1。その要因の一つに日常的に摂取しているスパイスが注目され、世界中の数々の研究で実証されています。

 さらに注目されているのが日本でも実証された脳、認知症への有効性です。金沢大学大学院の研究では、ウコンに含まれるクルクミンがアルツハイマー病の原因物質の発生や活動を抑制するという発表もあります。

 おいしくって、食べると元気に、そして健康になれる! ますますカレーが好きになりますよね。

 最後に、上手にカレーと付き合うポイントをまとめました。

カレーのパワーを最大化する選び方・食べ方アレンジ

1.スパイスの効いた本格タイプを。自分でスパイスを加えるのもGOOD

2.小麦やバターが多くない、さらっとしたタイプで糖質コントロール

3.外食では「量」を調整!(インド料理は「お腹いっぱい」が、おもてなし)レトルトも適量・少量タイプを。

4.ライスは玄米や雑穀米、スパイスをブレンドしてみる

5.ナンは、ごちそう。日常的には手軽でヘルシーなチャパティがお勧め

6.夜より朝カレー。スパイスで脳が目覚める!さえる!

 いかがでしたか?

 最近では、専門店はもちろんのこと、本格的なインドカレーのレトルトタイプも数多く登場。スーパーマーケットで、スパイスも手軽に手に入るようになりました。

 この夏はいつもよりもスパイシーなカレーで、代謝アップ!パフォーマンスアップ!はいかがでしょうか。