いよいよ夏本番!カレーがおいしい季節ですね。

 子供からお年寄りまでみんな大好き国民食とも言えるカレー。

 でも、「カレーは太る!」と思っていませんか?

 だとしたらもったいない!問題は「選び方と食べ方」です。

ナンが日本に本格上陸して50年。これを記念し、カレー界の重鎮が一堂に会し、「カレーに合わせるのはナンか?ライスか?」大激論が繰り広げられた。

 カレーは、そのスパイスのパワーで、過酷な気候の中で生きるインドの人たちの健康を守ってきた薬膳食。

 年々過酷になる日本の夏を乗り切るには、もってこいのメニューです。

 さて、今回は対決モノ。実際に食べてみて、味、栄養面、頻繁に食べるとしたら、、という点から勝手にジャッジしました。 

「何だ、全然カレーを分かってなーい!」という熱狂的カレー好きの皆さま、あくまで個人的な感想です。どうかご容赦ください。

 では、早速、参りましょう。

カレーに合わせるのはナン派? ライス派?

 今回は南インド料理SWAGAT(スワガット)恵比寿三越店のキーマカレーとナン・ライスを試食しました。

 

試食のキーマカレーは、「南と北のいいとこ取り!」

 

 北インドと南インドでは気候が全然違います。それに伴い、育つ穀物も違い、食文化も全く異なります。

 北は乾燥地帯で小麦が主食。カレーも濃厚で重みのある日本でポピュラーなタイプです。一方で、南は稲作が盛んで米食。北よりさらに暑い南インドのカレーは長時間炒めたり煮詰めて濃厚な味を出すのではなく、短時間でさっと仕上げるタイプです。

南インドカレーは軽い!胃にもたれない!蒸し暑い日にはこれ

 北のカレーで使う生クリームやカシューナッツ、バターでコクととろみはありますが、このキーマカレーは全体的にトマトの酸味が効いて、軽い! 南のテイストです。これは小麦を使っていないからでしょう。胃にもたれないので、蒸し暑い日にはこれはうれしい。糖質も控えめです。糖質を取り過ぎると消化するために体内のビタミンBを消費してしまい、疲労につながります。日本の夏は胃腸にもストレスがかかり、疲れやすい時期ですから、ナンやライスと一緒に食べることを考えるとカレー自体の糖質は控えめにすると体には優しくなります。

 スパイスの中でもターメリックやハラペーニョに含まれるカプサイシンはアドレナリンの分泌を促してくれます。代謝を上げて疲労回復にも効果的です。決して辛くないけれど、スパイスのパワーがダイレクト。蒸し暑さでぼーっとしていた脳が覚醒される爽快感がありました。

 

 今回のカレー、ジンジャーは後味でしっかり感じます。2、3口食べると早速体がポカポカしてきました。血行が良くなっていることを実感。

 ビタミンEを多く含むカシューナッツ、トマトのリコピンはどちらも老化予防に効果的な抗酸化ビタミン。鶏肉や生クリームなど動物性脂肪と一緒に摂取すると吸収率がアップします。ひき肉はごろっと食べ応えがあり、ナンやライスがなくても満足。あっという間に完食してしまいそうでした。