ローディット・フライ

 フライドポテトはカジュアルレストランや大衆居酒屋で人気のメニューである。最近このフライドポテトにさまざまな具材をのせたメニューが見られることが多くなった。チーズソースをのせたものや、パクチーが山盛りになっているもの、カットされたステーキをのせたものなど、工夫次第でメニューは無限大に広がり、店舗独自の個性を生み出すこともできる。これを「ローディッド・フライ」という。

低コストで、新規顧客獲得の新メニューを

「ローディッド・フライ(Loaded Fry)」は米国ポテト協会の商標登録です。

 アメリカではあらゆる食のシーンに登場する、定番のメニューだ。ローディッド(loaded)とは、「積み込んだ」「積載した」という意味で、フライドポテトの上にさまざまなトッピングをすることを表している。お客さまをワクワクさせるようなメニューであり、新規顧客の呼び込みも期待できる。

 「ローディッド・フライ」の最大の特徴は「導入が容易で、利益アップにつながる」という点だ。まず、トッピングの使用食材は既存のメニューで使用しているものを流用すればよいことから新しいコストも食材のロスも発生しない。トッピングがフライドポテトの付加価値を高めて、盛付け方次第ではインスタ映えメニューにもできる。

ラセットポテト

 「ローディッド・フライ」のメニューを安定させてくれるのは、メニューの本場である米国産ポテトである。この主な原料は、米国で最も幅広く使用されている品種の「ラセットポテト」である。これは年間を通じて入手が可能で、でんぷん質が多く、水分が少ないため、加熱するとホクホクとした食感になる。そこでフライドポテトをはじめさまざまなポテト料理に使えることから、米国では根強い人気の品種となっている。

たくさんの人に愛されてお酒がすすむ

 

 米国ポテト協会日本代表事務所では「ローディッド・フライ」に関する消費者リサーチを行った。

 まず、「飲食店でお酒を飲むときにポテト料理を頼みますか」という問いには「ぜったい頼む」17%、「頻繁に頼む」46%となり、ポテト好きの人が6割以上を占めた。

 また、最近日本でも導入事例が見られるようになった「ローディッド・フライ」について、「とても食べてみたい」「食べてみたい」とポジティブな回答が9割を占めた。

 そして「ローディッド・フライと相性のいいアルコールにランキングを付けてください」と尋ねたところ、1位ビール、2位ハイボール、3位サワー・酎ハイとなった。「ローディッド・フライ」は酒類などを扱う外食と非常に相性の良いメニューだと考えている人が多かった。

 

 そして、「ローディッド・フライでお酒がすすむと思いますか」という問いに、「とてもすすむ」「すすむ」と回答した人が9割を占めた。

 これらの結果を踏まえてローディッド・フライは、さまざまなトッピングによりサプライズ感が抜群」で、既存メニューに追加することから「定番と相乗効果」が図られ、日替わりなどによって「マンネリ化と無縁」となり、新たな食材を仕入れる必要がないことで「食材調達に負担がかからない」という特徴が挙げられる。