ニーズが多様化したり、共働き家庭が増えたりと、顧客のライフスタイルの変化に合わせて小売業もさまざまな面で対応をせまられています。なかでもとくに忙しい小さな子どものいる子育て世帯はどのようにスーパーマーケットや小売店を利用しているのでしょうか。

 首都圏で2~6歳の育児をしている3人のお母さんにスーパーマーケットや総合スーパー、ネットスーパーについて本音をお聞きました

■座談会メンバーと家族構成
Iさん 42歳 専業主婦 長男:小1(6歳)
Mさん 46歳 専業主婦 長女:幼稚園年長(5歳) 長男:2歳
Eさん 43歳 専業主婦 長女:幼稚園年長(5歳)

スーパーマーケットの使い方は?

―みなさん、週何回ぐらいスーパーマーケットに行かれますか?

Mさん:私は週2回くらいの買いだめ派。子どもを連れていくのが面倒なので、長男をべビーカーに乗せて、歩いて長女を幼稚園へ送ったあと、そのまま近くのイトーヨーカドーに出かけるというのがいつものコース。土日は混むので避けます。家族で行くと出費が増えるんですよ。(「あるある」とうなずくIさんとEさん)

―なぜ出費が増えるのでしょう?

Mさん:買うものをメモしていって効率的に買おうとしていても、長女が高いお菓子を持ってきて押し問答になったり(笑)。

 nanacoにチャージして使っていてポイントがたまるので、いつもイトーヨーカドーで買ってしまいますね。

―やはりポイントがたまるというのは重要ですか?

Mさん:大事ですね~結構溜まるので。(「うんうん」とうなずくIさんとEさん)

Eさん:うちは最寄りのマルエツに毎日行ってその日の夕飯の食材を買います。出産して生後3カ月くらいまでは、冬という季節もあって外出ができなかったので主にネットスーパーを利用していました。子どもが大きくなって一人で歩けるようになってからは、一緒に歩いて行っています。

―歩けるようになるのは1歳半くらいですよね? イヤイヤ期の真っ最中だと思いますが、スムーズに買物ができましたか?

Eさん:まずお菓子売り場に直行するので、全然スムーズではありません(笑)。床に寝転がってかんしゃくを起こして回転したり……。でも、子どもに実際の野菜を見てほしいという気持ちがありました。

Mさん:本物の野菜を見せてあげることが食育にもつながるのですよね。私もそうしたいところですが、買物中に娘がトイレに行きたくなると、息子と荷物が乗っているベビーカーをどうしたらいいのかパニックになってしまうので、連れていけるのは一人だけですね。

Iさん:私は週2回くらいスーパーマーケットに行きます。火曜日はイオンの火曜市に、野菜や卵を調達しに行っています。

―お買い得だからですか?

Iさん:それもありますが、イオンは野菜をバラで買えるところがいいですね。一袋を買ってしまうと使いきれずにジュクジュクになってしまうことがあるので、欲しい分だけ買えるのが便利です。(「うんうん」とうなずくMさんとEさん)

ドラッグストアもうまく使って

―トイレットペーパーのような日用品はどのように買っていますか?

Eさん:週末に車で行きます。平日は歩いてスーパーに行くので、重いものを買いたくありません。牛乳を買ったら「キャベツまるまる1個は重いから半カットにしようかな」なんて考えながら、持ち帰れるものを買っています。

Mさん:分かる~。ベビーカーだったらたくさん積めるけど、移動が自転車だとマンションの入り口から家の玄関まで手で持って運ばないといけないからあまり買えないんだよね。

 わが家はトイレットペーパーなどの重いものは、夫が帰ってくるときに夜遅くまで営業しているドラッグストアで買ってきてもらいます。ドラッグストアは日焼け止めやリップを買うついでに、うどんのようなちょっとした食料品を買い足せて助かっています。

 

>>続く

次回は気になる「好きなスーパーと行きにくいスーパー」を伺います。