前回の「世界最大規模の無印良品」徹底解剖では、「無印良品イオンモール堺北花田」の生鮮三品と惣菜、ベーカリーの商品・売場づくりを解説しました。今回はその続編。日配、加工食品などの商品・売場をビジュアル解説します。

 3月20日にリニューアルオープンした「無印良品イオンモール堺北花田」。スーパーマーケット(SM)の売場を設けて、イオンモール堺北花田の阪急百貨店が撤退した後に出店したこともあり、百貨店の主要顧客であったシニアの来店も目立つ。

 20代、30代、40代が多い従来の店舗とは違って、無印良品では高齢者まで客層が拡大。今まで取り扱っていなかった日常生活に欠かせない野菜、魚、肉、惣菜もそろえたことで来店頻度も上がり、開店以来、大勢のお客が詰め掛けている。

 無印良品は、SPA(製造小売業)でオリジナル商品を販売するが、SMゾーンの加工食品、日配品、菓子、酒の売場は他社の商品で構成されており、かなり様相が異なる。  

 一見すると通常のSMの売場と同じような光景が広がっているが、よく見ると伝統的な製法で作られたもの、原材料に厳選したものなど、地場商品……、無印らしいモノへの視点から選ばれた商品が数多く並んで、こだわりが感じられるラインアップになっている。

 その一方で有名メーカーのNBも品揃え。価格は強烈ではないが特売商品もあり、その点ではSMと変わらない展開もされており、日常生活に必要な商品がそろっている。

地元である大阪府堺市のメーカーの商品を「堺のまちが育てた“うまいもん”」「堺のまちの“うまいもん”」として各所で展開している。創業100年を迎える高齢者にはなつかしい「あたり前田のクラッカー」のテレビCMで有名な前田製菓も地元だ。