リニューアル後も昨対150~180%の増客

 リニューアルオープン集客の際、価格でなく楽しさや驚きを伝えるため、新聞の1 ページ全面に手書き広告を掲載しました。そして届いたのが上記のメールです。閉店セールには人が集まりますが、リニューアルオープンの際の集客は難しいもの。それを小松社長は見事に成功させたのです。

 

新聞 1 ページに刷り込まれた、リニューアルオープン時の手書きチラシ

 リニューアル1カ月後も昨対150~180%の増客で推移し、家具売場も回遊性が高まり、お客さまの平均滞在時間は1時間以上。その後も売場は変化し続け、POPは増え続け、売場に活況をもたらし続けています。

まずは1階に POP を充実させた

  もともとシマダヤではパソコンPOPを中心にPOPづくりを内製化していましたが、リニューアルをきっかけに手書きPOPの比率を高めることになりました。

改装のために書いた 180×35 ㎝のPOP約 200 枚(制作時間 6 時間)

 改装期間中、私はチラシとともにPOPを200枚ほど書きました。A3以下のPOPは社員の皆さんに任せ、私は180㎝×30㎝のトップボードを中心に200枚を書きました。

 和田真広店長は、従業員にPOPを書く環境を与えました。「POPを書いていると、上司や同僚から遊んでいるように見られる」という話も多いもの。POP研修を実施してもPOPが得意な人がいても、それではPOPの火はすぐ消えます。店長がPOPを作る環境を整えることで手書きPOPは店の習慣になります。

 店長はマネージャーに「POP大作戦チェックシート」を作らせました。売場の担当者ごとに1週間のPOP目標枚数が記入されていて、「どこに」「何枚書いたか」と「所要時間」を毎週書き込んでいきます。

 このPOPの枚数に価格訴求のPOPは含みません。「商品の良いところをお客さまに伝わる言葉で」書くことが指示されています。忙しい日曜・祝日は原則POP禁止デーです。