4月1日オープンした「ドイトプロ川越店」は、ホームセンター「ドイト」(ドン・キホーテグループ)の職人や施工業者向けの建設・工事現場用品の総合専門店。
電動工具、塗料、接着剤、金物、電材、木材、建材など約9万SKUを取り扱い、店頭にない商品はカタログで対応。価格交渉も可能で、グループの仕入れ先から100万点以上の商品の取り寄せもできる。

 ドイトプロは2016年4月に1号店の「小金井公園店」(東京都西東京市)、翌年2月には2号店の「岩槻店」(埼玉県岩槻市)を出店、川越店(埼玉県川越市)は3号店となる。売場面積は768坪で、岩槻店の約3倍、小金井公園店の約1.7倍の大型店だ。

 商品は資材1500、住設機器400、住設機器部材3500、電材3400、金物9000、接着材・塗料3000、ワークツール3000、工具1万700、清掃用品900、現場用品300、作業用品1100、カー用品1300、ワークウエア4600などで構成されている。

 売場が広くなったことで、建築現場の大量需要にも対応できる建築資材や住設部材を豊富に取りそろえ、工具、ワークウエア、ワークツールなどの品揃えも強化拡充、地域最安値に挑戦したドンキ流の「驚安価格」で提供している。

 通常、職人は仕事前の早朝か仕事帰りの夕方に来店するのが大半。今までの店舗では営業時間は20時までだったが、それをこの店では22時まで延長し、ナイトマーケットの創造にチャレンジしている。

 
店内入り口の上には大きなパネル。そこには「ドイトプロの志」が描かれており、来店客にメッセージをダイレクトに伝える。伝えたいのはドン・キホーテの「顧客最優先主義」に基づく6つの約束だ。入り口の中にも川越の名所の「時の鐘」の巨大なパネルを展示、「俺の店ここにあり」と強烈にアピールするのも、ドンキらしい演出だ。
売場ではドンキ流がさらにヒートアップしている。ドンキが驚きの安さとして低価格をアピールする専売特許の「驚安」を、巨大な壁を立ち上げて「驚安の壁」としてアピール、低価格商品を集めている。競合店を意識した「地域最安値」もドンキが目指すもの。エンドや特売コーナーでは黄色と黒の「安」、赤と白の「得」で安さを訴求する。天井から吊り下げられた提灯で賑わいを演出する取り組みも。それぞれの売場は漢字一文字で表現され、人目をひく。
ドンキは安さだけではなく楽しさ、面白さも表す「アミューズメント性」も打ち出すが、それはこの店舗でも。1万円以上の買い上げでカプセルトイのガチャガチャにチャレンジでき、賞品がもらえる企画を実施している。その他にもガチャガチャでカプセルの景品、クレーンゲームでオリジナルの「職人気質」の商品がゲットできる。「即行積込みサービス」は、10分以内で車に木材や建材、資材などの商品の積み込みを約束し(カウンター時計で作業時間を表示)、タイムアウトで「お詫びポイント」をプレゼントする。
「職人さん必見・必携アイテムが勢ぞろい!!職人御用達アイテムを多数ご用意しております」とうたった期間限定、数量限定の「職人祭」も開催するなど、イベントも随時実施する。「季節のお買得品」コーナーでも随時特売を行っている。
木材、建材、内装資材、左官資材、管材といった建設資材は充実した品揃え(加工室を用意している)。低価格品も投入し、安さもアピールしている。
便座など住宅設備機器の展示では見やすく、取りやすくするように台の上に陳列。展示在庫の削減にも結び付けている。
ワークウエアの売場は広く、品揃えも豊富でボリューム感もある(ワイヤーで吊り下げる什器も採用し、天井高くまで商品を陳列している)。ドイトのオリジナルブランド「職人気質」に新たなデザインのアイテムも投入し、帽子やTシャツなどを集積し、コーナー展開と、ドンキ色の濃い売場だ。
電動工具では「マキタ」「日立工機」といったブランドをそろえて、針金なども圧倒的な品揃えなど、プロユースに対応する。
食品は今までより売場を縮小し、ドリンク、カロリー補給、カップ麺、ポケット菓子、スナック菓子などを取りそろえている。
サービスカンターを店内に2カ所設けて応対する。この店から休憩スペースを導入した。