ネット環境の進化でさらなる変化が起こる

 今日のこうした進化のスピードを実現させている最大の理由はインターネット環境だろう。

 今や全世界で35億人がつながっているこの世界で享受できる情報量とオープンソース(プログラムのソースコードの利用において、複製・修正・再配布などが自由に認められていること)がもたらしたもの。そして、その流れはさらに加速度的に続く傾向にある。

 日本国内の公衆無線LANは、都市部や観光ルートになっている自治体や交通各社が無料で提供している。政府は2019年度までに防災用も含めて3万カ所に設置する計画で、2017年10月時点で、このうちの7割の設置を済ませている。

 総務省が始めるサービスでは個人情報を一度登録すれば、それをもとに本人認証が可能になる。訪日客は空港などでの入国時にパスポート情報、日本人はマイナンバーなどを入力することを想定している。総務省が指定したネットワークとつながった自治体や公共機関の無線LANであれば、自分のスマホが自動でつながるようになる。そう、無線LANも完全にフリーに近づきつつある。

 そんな環境と移りゆく倫理観の中で、私たちが「ファッション」について再考させられるときが今、来ているのかも知れない。

 

*SewBotsの実演映像は下記のアドレスより見られるので、ぜひ。

http://softwearautomation.com/digital-t-shirt-workline/ 

コンセプト画像はYoutubeの方が分かりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=UijqTUriZ7M