初めまして、「人の印象の専門家」吉武利恵です。

 お客さまと接するときの印象の良し悪しで、売上げに影響が出ると思いませんか?

 社内コミュニケーションが円滑に回れば、仕事の効率が良くなると思いませんか?

 そこには、あなたの印象が関係しているかもしれません。

相手はあなたの印象をあなたに教えてくれません

 世界でたった一人、自分の姿が見えないのはあなただけです。他人はあなたのことを、意識してじっくり観察することもできますし、無意識でも視界に入ることもあります。

 しかし、あなたから感じた印象をあなたに教えてくれません。相手が見て感じたあなたの印象はあなたには分かりにくいもの。あなたの知らないところであなたの印象が勝手におしゃべりをしていることもあるのです。

 皆さんには印象で損をしてほしくありません。そこで、今回より「印象マネジメント」の連載をスタートします。

自分のイメージと相手の印象を近づける

 あなたが思うセルフ・イメージと、相手が感じたあなたの印象が近ければ近いほど、コミュニケーションが円滑に回り、対人関係の幅と深さが増していきます。

 人の印象を決める重要要素は3つあります。

1.「振舞い力」…相手があなたの行動や、態度を示す体の動作(顔の表情、姿勢、言葉遣い、物の扱い方、マナー、礼儀など)から判断している印象

2.「コミュニケーション力」…相手があなたのコミュニケーションの取り方、発言などを元にして判断している印象

3.「外見力」…あなたは何もしていなくても、見た目で相手に与えている印象

 第一印象が重要であることは皆さんご存知ですよね。第一印象では視覚情報の外見が大きな影響力を持っています。ヘアや服装を整えることは、接する相手への敬意の表現でもあり、自分のためでもあります。外見に気を使うことは、もはやビジネススキルです。

 しかし、外見だけ取り繕った見せかけの印象は、いずれ化けの皮が剥がれてしまいます。2回、3回と会うごとに、振る舞い(体の動作)とコミュニケーションの取り方で、第二印象、第三印象へとあなたに対する相手の情報も書き換わっていくのです。

きちんと伝わらないのは間違った発信に原因も

 人の印象はあなたの存在そのものを、相手がどう感じているかということ。

「あなたの印象=相手が判断しているあなた」といえます。

 本来の自分の印象を見える形、聞こえる形として発信しなければ、それを受け取る側の相手に正しく伝わりません。

「他人は本当の自分を分かっていない」と思うことがありませんか?

 これは自分の印象が間違って解釈されているのではなく、間違った発信をしているということも多いのです。

■人の印象の大前提:「自分の印象の答えは、常に相手が持っている」

自分の存在価値が正しく伝わるように最適化する

「理想の印象を作る」ことが「印象マネジメント」ではありません。

 相手に間違って自分の印象を解読されないように、あなたの能力やキャリア、ヒューマンスキルなどの存在価値を、相手に見える形、聞こえる形、感じる形に最適化すること。それが「印象マネジメント」です。

 人の印象は、生まれたときから身に付いているものではありません。「印象マネジメント」に取り組むことで、後から身に付けられる言語・非言語のコミュニケーションスキルなのです。

 最後まで、お読みくださいまして、誠にありがとうございました。

 次回は、『ポテンシャルを最大に近づけるための印象マネジメント』についてご紹介していきたいと思います。