データ収集の仕組みとパーソナライズを実現する5つのステップ

 データを集める仕組みには主に3つあります。1つ目は「センサー」。日本ではあらゆるところにセンサーが付き、ドアの開閉からエレベーターの乗り降りまで把握できつつあります。「1兆センサー時代」と呼ばれるほどです。

 2つ目が「スマートフォンなどのモバイル」。スマートフォンを持ち歩いてどこで何をしたのかというデータ収集が可能になります。前述のセンサーで得た情報をスマートフォンに飛ばすことも可能です。

 3つ目が「クラウド」。スマートフォンなどで収集されたデータは、さらにクラウドに集められます。これら3つのデータを集約し、サービスを展開しているのがTREASURE CDPです。

 では、パーソナライズはどのような手順で進めれば良いのでしょうか。5つのステップが考えられます。

 1つ目は「データを集めて理解すること」。顧客がどのようなサイトを見ているのか。旅行のサイトをたくさん見ていれば、この人は旅行のビジネスをしているか、旅行好きとわかります。集めた情報をつなぐことで、顧客の趣味や嗜好、行動の特性を読み解くことができるようになります。

 2つ目が「グルーピング」です。行動特性を読み解いた顧客を、任意のグループに分けます。

 3つ目が「コミュニケーション」。適切なタイミングと頻度で、顧客の興味のある情報を送ります。

 4つ目がそのキャンペーンの「効果の測定」。広告に反応したのか、いまではROI――広告の投資効果を計測することが可能です。

 そして5つ目が「PDCAを回すこと」。サイトの作り方やメールの打ち方、頻度など、より効果の高いと思われる方法があればそれを試し、良いものに変えていきます。これらのステップをデータで回そうというのが「TREASURE CDP」です。いまではどの企業様にも大量のデータがあるのではないでしょうか。しかしそれらの多くは眠っています。それを活用するのが我々のサービスです。

 しかし、社内で集めた情報だけでは限界があります。その時はTREASURE CDPを利用する企業様どうしが提携して情報を利用し合う方法があります。あるいは全く違うサードパーテイから情報を得る方法もあります。それらを統合して処理することもTREASURE CDPでは可能です。

 みなさんもご経験があると思いますが、自分が興味のあることについて、メールで広告が来るかと思えば、電話でも来る。あるいは別の媒体でも……。同じ社内であっても、広告とマーケティング、CRM部門がバラバラでそんなことをしているのです。そのような情報の”サイロ化”の弊害もTREASURE CDPでは解消されます。

 さらに顧客が広告を見て購買へ至るまでの経路も追えるようになります。リアル店舗での情報が得られれば、そこでの広告効果をたどることも可能です。