まずは店頭の黒板 POP で単品訴求をします

 店をよく見せるということは、明るく清潔で店のいいところを強調して分かりやすく伝えることです。そのため、まず黒板 POP は書き込み過ぎてはいけません。

 黒板 POP を見る人は、店前を移動しながら見ているため、情報を絞らないといけません。1つの黒板に書くのは1つのことが基本です。それが集客のコツです。通行中の人は歩きながら、または自転車や車に乗りながら、いろんなことを考えています。黒板 POP に意識を集中してくれるなら、情報量が多くてもいいのですが、他のことを考えていても目に留まるもの、心に留まるものをと考えると、1つの商品になります。

 絞る際、売れ筋のもので低単価のものを選ぶと反響が高くなります。この単品訴求ができれば、あとは「食事メニュー」「ドリンクメニュー」などの全てのメニューを入る直前に見てもらいやすくなります。 

【左の黒板 POP】 店頭にあった黒板 POP です。チョークを使い、イラストもオシャレですが、情報量が多過ぎます。Open した日時、昼の営業時間のこと、バーガー、パスタ、パンケーキを数点ずつ紹介しています。その上から夜の営業が始まったことのお知らせチラシも貼ってあります。/【右の黒板 POP 】左の黒板POPをこう変えました。原木シイタケ入りのハンバーガーセットの写真を使い、ハンバーガーのランチセットを単品訴求でしています。オシャレな飲食店で商品や店の雰囲気をよく見せるための黒板POPの色は白が基本です。白一色で書くと写真が目立ちます。

オーナーが取っておいた木のパレットも使います

 オーナーは冷蔵庫を買って納品してもらったときの木のパレットを「使える」と思い捨てませんでした。古びた木のパレットは今っぽくておしゃれ。店の雰囲気を温かくオシャレに見せてくれます。木と木の間に隙間があるので、ちょっと書きにくかったのですが、イビツなのも味の一つ。汚れを取った後、色が濃い板には白ペンキで、薄めの色の板には黒ペンキで文字を書きました。

左のPOPはおすすめメニュー。右側はモーニングセットと全メニューの紹介 。

インスタ映えする写真を店頭に張り、通行客に見せます

 黒板POPや店内メニューにオシャレなイラストが描かれていましたが、見栄えのよいメニューが多いので、写真を活用しない手はありません。 それをA3サイズに拡大コピーしてもらい、筆でメニュー名を入れました。

 インスタや Facebook に写真を載せるのもいいですが、良いお客さまになってくれる可能性の高い、店前の通行客にもぜひ見せてあげたいものです。

写真を A3に拡大し、メニュー名と価格を入れました。

ガラススクリーンに文字を書き、ブラインド にしました

 解放感があり、明るく店内が見渡しやすいガラススクリーンの店頭は、閉鎖的なそれと比べて気軽に入店できます。こうしたことは都会のカフェなら何も問題はないのですが、地方では嫌がられる場合もあります。「あ、○○ちゃんがごはん食べてるね」「◎◎さんと●●さんが一緒にいるね」と、ばれることを嫌がるのです。

 思案した結果、ガラスに文字を書いてみることにしました。合わなければ消すということで。

「奈良の地野菜で作る季節のパスタも大好評」

「自家製ベーコンもありますヨ。地ビールとの相性も good!!」

「バーガーのテイクアウトも喜んで

「お車でお越しの方、2 軒右隣の駐車場(3台)をお使い下さい。この前に止めていただいても大丈夫です」

「のろしでは、レタスの代わりに朝採りシロナ使っています。めちゃくちゃおいしいです。」

「モーニングセット 400 円~」

「22時まで営業します」

「“のろし”とはみんなが笑顔で集まるところの目印にしてもらいたいなという思いで付けた名前です」

と書きました。