購入のハードルを下げるために「別の使い方も提案」

 

 精油だけの販売ではハードルが高いわけですが、ひのき風呂以外にも手軽に楽しめるなら精油へのハードルは一挙に下がります。

 そこで、桑田さんは知り合いの木工職人さんに頼んで、香りを拡散させる天然木のディフューザー(芳香拡散器)を作りました。

 

 お好みのディフューザーと精油を買えば、すぐ部屋の中で使えて香りを満喫できます。しかもナチュラルなインテリアとしても素敵です。

 自分1人で香りを楽しむためのペンダントも作りました。男性にも喜ばれているそうです。

 これでアロマのことを知っていてもいなくても、手軽にすぐに楽しめるようになりました。旅人にはピッタリです。

セルフ販売でも選びやすい工夫をします

 30種類の精油を端から順番に香りを確かめていくのは大変です。私も最初に香りを選ぼうとして5種類確かめただけで諦めました。面倒だし、鼻がヘンになるし、結局選べません。接客してもらえればすぐ選べますが、セルフ販売中心の店ではいつも接客できるとは限りません。販売ロスが起こります。接客がなくても自分でスムーズに香りを選んでいただかないといけません。

 

 ベースとなる3つの香り「ヒノキ」「杉」「槇」から好みの香りを選んでもらい、次にそれぞれにブレンドされた香りから選んでもらえるようにしました。それぞれの香りは色分けしました。そしてランキング表示や「京都の高級リゾートホテルの香りとして使われています」「強めに香ります」などのPOPで誘導していきます。これならワクワクして選べます。

ディスプレイは自然のイメージで五感にアピール

 

 POPはナチュラルなわら半紙風のものを使い、自然なイメージを大切にしました。ディフューザー以外に、手浴・足浴・マッサージ・名刺・車のにおい消しにも使えることを書きました。「精油を生活の中で満喫できるなんて素敵だわー」と盛り上がりながらPOPを書きました。

 壁面上部は、入店したお客さまに興味を持ってもらえるよう、お客さまにもテンションを上げてもらえるよう、神秘的な大峯山の原生林の写真と作りものの葉っぱを合わせて五感にアピールしました。

天川アロマは天川村を代表するブランドになるべく邁進します!