今年の流行語大賞は「忖度」(そんたく)と「インスタ映え」。

 そして、1年を表す漢字は「北」と、そろそろ2017年を締めくくるような話題が出てきました。

 今年、個人的に気になった商品は「AIスピーカー」でしょうか。流行語というのはファッショントレンドと違い、その時代の空気を表わした言葉で、人々のライフスタイルの変遷を見る上で本当に楽しいものです。

 大賞を受賞した「インスタ映え」なんてインスタグラムが登場したからこそ。

 そこで今回、取り上げたのは、「この先10年後の私たちは、どんな社会環境の中で生活しているのか」。大胆に推理、想像してみます。

2007年は「偽」の年でした

 まず、10年間というスパンについて少し考えてみたいと思います。

 今から10年前の2007年って、どんな社会環境だったか簡単におさらいしましょう。

 皆さんの記憶をたどる上で、主な出来事から紹介していきます。

<主な社会的な出来事>

■第1回東京マラソン開催

■NTTドコモがパケット定額制サービスを開始

■東京ミッドタウンが開業

■赤ちゃんポストの設置を認可

■新潟県中越沖地震が発生

■Googleが携帯電話専用検索エンジン提供開始

<主な新商品、ヒット商品>

■ホワイトプラン(ソフトバンク)

■iPod touch(アップル)

■有機ELテレビWEL-1(ソニー)

■メガマック

■ビリーズブートキャンプ

■Windows Vista (マイクロソフト)

ちなみに、この年の流行語大賞は東国原英夫(当時:宮崎県知事)の「どげんかせんといかん」とプロゴルファーの石川遼選手の「ハニカミ王子」。

 この年を表す漢字は「偽」。年金記録や食品、耐震偽装などさまざまなところで「偽」が話題に。

 第一次安倍晋三内閣から福田康夫内閣へ移行し、消費税率はいまだ5%でしたね。

 今では当たり前のように使われている、「Twitter」や「Facebook」(※1)、まだ「LINE」はなく、カメラ付き携帯電話のカメラの性能も低く、デジタルカメラが主流だったこのころ。今日のSNSによる情報コミュニケーションや情報収集等、当時、誰が予測できただろうかと思うほどです。

(※1) 「Twitter」、「Facebook」の日本語サービス開始は2008年、LINEは2011年からサービススタート。