セブン-イレブンでは3月24日から「ペヤングそばめし おむすび」を順次発売した(一部の地域・店舗を除く)。

 パッケージは白地に青い暖簾が描かれ、黄色で「やきそば」の文字が書かれた「ペヤングソースやきそば」そのもの。

 キャベツ、鶏ひき肉、紅ショウガを入れ「ペヤングソースやきそば」のうまみとコクがあるソースで仕上げられている。価格は税込み129円。

日清食品、東洋水産と互角に渡り合うまるか食品

 セブン-イレブンは同時期3月17日に焼きそばパン(日清焼きそばU.F.O.ソース味)を発売した。セブン-イレブンの商品部でパンとおむすびの部隊は違う。その商品部が時期を同じくしてライバルジャンルでライバル企業同士とのコラボ商品を発売したことになる。なにかセブン-イレブンの徹底度という企業文化をひしひしと感じてしまう。

 ところでインスタントカップ焼きそば界はどうなっているのだろうか。

 インスタントカップ焼きそば界にトップで君臨するのは「日清ソース焼きそばU.F.O.」だ。ところが、これも地域性があって、北海道、東北では東洋水産の「マルちゃん焼きそば」、関東では「ペヤングソースやきそば」が人気があるのだ。

 

 このペヤングブランドで日清食品や、東洋水産と互角に渡り合っているのが、群馬県伊勢崎市に本社を置く、「まるか食品株式会社」だ。ちなみに「ペヤング」の名前は「ペア+ヤング」から由来しているとのこと。ペヤングブランドを発売したのは1973年。若いカップルに仲良く2人で食べてほしいとの願いを込めて名付けられたとのことである。

 日清のU.F.O.とペヤングのカップ麺を比べてみると、U.F.O.の付き物はソースと青のりと紅ショウガのふりかけの2品。ペヤングの付き物は肉とキャベツのカヤク、青のりとごま、鶏ひき肉、紅ショウガのふりかけとスパイスの4袋。ソースの味はU.F.O.に比べペヤングの方があっさりした味付けになっており、緬もやや細い。

早速、購入実食してみた。

 パッケージを開けると、「ペヤングソースやきそば」の麺とソースが絡み合った、その名の通りのそばめしの登場だ。開けたとたんに、つーんとソースの酸っぱく甘い香りが食欲を刺激する。

 

 一口ほおばると、スパイシーですっきりした味わいが口の中に広がる。

 そして忘れていけないカヤクのキャベツ。そばめしなので、ふにゃふにゃした食感かと思いきや、シャキシャキとした食感で、しっかりと存在感をアピールしている。さらに「ペヤングソースやきそば」が「ペヤングソースやきそば」であることの存在証明であるふりかけのごまが、まぎれもなく「ペヤングそばめし おむすび」であることを証明している。ごまの食感とともにごまの香りがぱっと口いっぱいに広がるのだ。もちろん鶏ひき肉と紅ショウガも健在だ。

 おむすびは見た感じ固めかと思いきや、ご飯にラードも絡んでいるから、油脂のコクもあって、かむとほろりと崩れる柔らかさ。さくさくと食べられて、ぺろりと一個いけちゃうのである。

 もともと、ペヤングは日清のU.F.O.に比べて、ソースはあっさり目なのだが、このそばめしの方のお米にソースがしみ込んでいてガツンと本家のカップ麺よりも濃いめの味になっている。

 これらすべてが「ペヤングソースやきそば」のうま味とコクのあるソースと絡まって再現度の高い味とおむすびの手軽さと食欲を満たすボリューム感に出来上がっている。

 お湯を沸かして、注いで3分待って、お湯切りをし、ソースとカヤクとふりかけとスパイスを順次投入しかき混ぜる調理の手間と時間が惜しい人には、パッケージを開ければすぐに「ペヤングソースやきそば」の味が味わえるから、「ペヤングそばめし おむすび」はお薦めだ。ペヤングファン納得の味に仕上がっている。

  • 「ペヤングそばめし おむすび」
  • 税込129円
  • 熱量218kcal
  • 糖質37.0g。