初日は10時開店の予定が20分繰り上げてオープン。入場規制がされた。

 サミットは横浜市の相模鉄道本線・上星川駅から徒歩5分の工場跡地にサミットストア上星川店を2月22日にオープンした。

 2019年10月に開いたテラスモール松戸店(千葉県松戸市)、同12月の大田大鳥居店(東京)に続く「新しい店づくりの集大成の3店目」(竹野浩樹社長)。ショッピングセンター(SC)、ニトリ内、路面店と立地は異なるが、いずれも売場面積500~600坪の最も収益の上がる高効率型店舗で、ほぼ同じマーチャンダイジングを組んでいる。主力の売場ではガラス張りの作業場がのぞけ、ライブ感を演出する。

 1次商圏(半径0.5km以内)は4153世帯、8501人と同社平均を下回るが、住宅建設が増えており人口が大きく伸びている地域だ。ファミリー層が多く、シニアの比率も高い。駅前にそうてつローゼン上星川店があるが、半径1㎞圏内には他の競合店はない。

 青果売場では店内で製造したフレッシュサラダやカットフルーツを販売。若いファミリー層が多いため、施設内で栽培した洗わずに食べられる野菜を使用したサラダを新たに販売する。

入り口を入ってすぐの場所に「フレッシュサラダ&カットフルーツコーナー」を設置した(写真左)。
「農家さんから直送!」のコーナーでは地場野菜を多く販売。旬の時期には「浜梨」「浜ぶどう」「浜なす」といった地元商品を販売するという。

 鮮魚売場では、「おさかなキッチン」コーナーを作業場一体型の開口タイプで展開し、えらわた抜きなどの下処理や三枚おろし、刺し身への加工などを代行、ライブ感を演出する。向かいでは店内の魚を使った「煮魚・焼き魚」コーナーを展開。鮮魚売場に連結してガラス越しに作業光景が見られる寿司のコーナーも設けた。精肉部門とまとめた「簡便・半調理コーナー」も展開している。

「おさかなキッチン」コーナー。ガラスの向こうで魚を切ったり、下処理するのがよく見える。
売場で販売している魚を利用した「煮魚・焼き魚」コーナー。夕方に焼き魚の焼きたてばら販売も実施するという。

 精肉売場では、平日は大容量の商品とシニア層に支持の高い少量商品を品揃え。週末はファミリー世帯を狙って、盛り合わせ商品や「和牛ももづくしセット」などを販売する。店内で焼いた惣菜を並べる「グリルキッチン」コーナーは全面ガラス張りにした。

「グリルキッチン」コーナー。肉は店内で焼き上げている。
鮮魚と精肉部門の商品をまとめて展開している「簡便・半調理」のコーナー。たれに浸してあって、焼くだけのシーフード商品を展開。裏では下味を付けたプルコギ焼き肉など肉類の商品が展開されていた。
お薦め商品を試食できるその名も「おためし下さい」と呼ぶコーナー。


第3コーナーには冷凍食品売場を設置。昨年12月に改装した朝霞台店(埼玉県朝霞市)で成功したことから、同店でも採用した。

 惣菜売場ではコロッケや焼き鳥、天ぷらの他、各種温惣菜、弁当類を展開。夕方以降の品揃えを充実させ出来たて販売を強化。地域特性に合わせて温惣菜や冷惣菜、米飯を中心に適量サイズの商品を充実させた。

やはりガラス張りの作業場の前面に焼き鳥や天ぷらが並ぶ惣菜コーナー。

 最終コーナーに配置したベーカリー売場では、窯焼きピッツァ、店内製造のサンドイッチ、調理パン、スイートドーナツを充実させた。

ガラスケースでの陳列もしているベーカリー売場。右手奥には窯焼きピッツァなどが並んでいる。

 44席のイートインスペース、サミカフェではキウイ&パインジュースなど各種ジュースを提供する他、コイン式のコーヒーマシンも置いてある。子供が遊べるキッズスペースもある。

サミカフェはくつろぐたけでなく、地域のお客のコミュニティの場となることを目指している。

 投資額は10億8000万円。同店にも専任の案内係を配置している。

  • サミットストア上星川店
  • 所在地/神奈川県横浜市保土ヶ谷区上星川3-22-17
  • 売場面積/1841㎡
  • 初年度売上げ目標/28億8000万円
  • 駐車台数/107台
  • 駐輪台数/97台
  • 営業時間/9時~22時45分
  • 年間休日/年2日
  • 従業員数/104.3人(正社員28.5、パートタイム・アルバイト社員75.8人)※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算
  • 開店日/2020年2月22日
  • 展開企業/サミット

 

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