地下1階~地上7階の建物の4階までが売場。5、6階は倉庫で7階は事務所。親会社の調剤研修センターも入っている。

 マツモトキヨシは東京・池袋のサンシャイン60通りにある旗艦店、池袋パート2店を2019年11月29日にリニューアルオープンした。20代~30代の若者だけでなく大人やファミリー、若年層、インバウンド(訪日外国人客)、男性客を狙って、遊び心や発見がある「エンターテインメント体験型店舗」として刷新した。

 売場は地下1階~地上4階で3階までを改装。美に対して高感度なお客をターゲットに話題の商品を積極的に導入した。

 例えば基礎化粧品では「マナラ」「デュオ スキンケアライン」「アンドビー」を導入するなど通常の棚割りと比べ20%の商品を入れ替えた。

地下1階の「メンズガレージ」(15坪)。「男の隠れ家」をコンセプトに商品をブランド別に陳列しショップ化した。同店では他フロアでも同様に部屋のように囲ったショップを展開している。
1階のトレンド発信ゾーン「マツキヨゴー」。立ち上がりは「SK-II」の商品をセレクト。話題の商品を展開し、テーマは一定期間たつと切り替えていく。

 地下1階では男性客に的を絞った「メンズガレージ」を新設。ハイステージブランドや最新コスメなどをそろえ「デニス」「アスタリフトメン」「プラウドメン」など11ブランドを新たに導入した。

 1階の中央にはガラスで囲われたトレンド発信ゾーンを開設。ブランドの紹介や季節のお薦め商品を2、3カ月のサイクルで展開する。「ビューティメイクアップ」と呼ぶ高校生からOLまでの若年層向けのコーナーも新設。自然の素材を生かしたアイスキャンディも初めて扱う。

2階の新サービス「メイクアップゴーラウンド」。あざとかわいいメイク、トレンドメイク、メンヘラメイクと3つのテーマを用意。男性も眉毛を整えるといったサービスを受けられる。
お客の利便性に対応する3階の売場。左が処方箋を受け付ける調剤薬局のコーナー。

 2階は20代以上のお客に対応。スキンケアやカウンセリング商品を展開する。無料でメーキャップしてくれる新サービス「メイクアップゴーラウンド」を導入。フルメークが40分で体験できる。「SK-II」と取り組んだインバウンド狙いの「SK-IIアートX」コーナーも設けた。

 3階には従来地下にあった処方箋受付を移転。ヘアケア、ベビー用品、日用品を展開し、日常生活の利便性に応える。

 同店の展開品目数は約1万5000。医薬品が2000、化粧品が1万1000とそれぞれ1割増やし、食品は100強と2割減らした。日用品は1600。

 岡澤隆弘取締役ファーマシー事業部長は「高感度な都市型店として買物をするだけではなく、マツキヨらしい体験、体感、新しい情報の発見ができる他社のドラッグストアでは出合えないコトがある店にしたい」と話していた。

 
  • ◆マツモトキヨシ池袋パート2店
  • 所在地/東京都豊島区東池袋1-22-8
  • 売場面積/843㎡
  • 階層/売場は地下1階~地上4階
  • 営業時間/24時間営業(調剤10時~21時)
  • 改装後売上げ目標/改装前比20%増
  • 開店日/2019年11月29日
  • 展開企業/マツモトキヨシ
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※本記事は『販売革新』2020年1月号に掲載されたものです。内容は取材当時のものです。

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