ファニチャーエリアのメイン通路であるライフスタイルストリートに接して出店。スノーピークの「人生に、野遊びを。」というコーポレートメッセージが掲げられている。

 アウトドア用品のスノーピークは島忠が運営するホームセンター(HC)「ホームズ」の旗艦店、新山下店(横浜市)の2階に新店を2019年12月6日にオープンした。

 売場面積は40坪。スノーピークは国内で①直営店26店、②同社社員が常駐するインストア70店、③同社社員が常駐しないショップインショップ約200店――を卸売り以外に展開しているが、この店は③の形態で、研修を受けた島忠の社員2人が常駐し接客する。スノーピークはこれまでもHCに4店出店しているが、40坪に及ぶ売場は初めて。

 島忠はホームズ新山下店の2階家具売場を18年12月に全面改装。「ファニチャー&ブック・カフェ」をコンセプトにツタヤの空間プロデュースによってライフスタイル提案型に転換している。

テントを軸に関連商品を集めたキャンプ用品のゾーン。
ファニチャーを軸とした家庭使いできる商品のゾーン。

 売場は①テントを軸としたキャンプ用品、②ファニチャーを軸とした家庭使いの商品――の2つのマーチャンダイジング(MD)ゾーンで構成。メイン通路の平台でも鍋や皿、ホットサンドクッカーなどシーズンに合わせた単品を展開する。商品はフルラインで約400品目を扱う。

 入り口から見て左側のキャンプ用品ゾーンではキャンプやバーベキュー、アウトドアに対応するギアを展開。テントやシュラフ、コンロ、鍋やフライパン、マグカップ、まな板セットなどをそろえる。

 右側のファニチャーゾーンではテーブルや椅子、ストーブなどを並べてシーンを演出。実際にアウトドアに出掛けなくても家庭で使える商品を提案している。

 この他、陳列商品に関連するアウトドアがテーマの書籍も並べてクロスMDを実践。ツタヤと取り組んでいる強みを生かす。早ければ春にもTシャツなどアパレル商品も導入したい考えだ。

 客単価は1万5000円前後を想定。同社の平均客単価は約1万7000円だが、高単価のテントが多数売れる店ではないため、平均を若干下回るとみている。

 スノーピークの吉野真紀夫東日本事業創造部シニアマネージャーは「コアなキャンプ愛好家だけでなく客層の裾野を広げていきたい」と話していた。

メイン通路の平台でもシーズンに合わせた単品を展開する。
スノーピークの商品と一緒に関連する書籍も並べられている。
 
  • ◆スノーピークホームズ新山下店
  • 所在地/神奈川県横浜市中区新山下2-12-34 ホームズ新山下店2階
  • 売場面積/40坪
  • 営業時間/10時~21時
  • 開店日/2019年12月6日
  • 展開企業/スノーピーク、島忠
地図エリア

 
 

※本記事は『販売革新』2020年1月号に掲載されたものです。内容は取材当時のものです。

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