伸長を続ける即席みそ汁をけん引するのは?

 2013年に「和食」が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されたが、日本人の食卓(一汁三菜)には「みそ汁」が欠かせないといわれている。また、最近は健康志向の高まりを受けて、健康促進・美容効果のある食品としても注目を浴びるようになった。その「みそ汁」を、より取りやすくなった背景には、即席みそ汁の存在がある。

 今回は、この即席みそ汁市場がどう変化してきたのか、見ていきたいと思う。

図表① 即席みそ汁市場の市場規模・前年比の推移

(データソース:SRI/期間:2014年~2018年(各年1月~12月累計/ベース:販売金額)

 2014年~2018年の即席みそ汁の市場規模の推移を見たのが上の図だ(インテージ全国小売店パネル調査〈SRI〉 スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストアの3業態を対象)。右肩上がりでの成長が続いており、2018年は2014年に比べて2割増の494億円と、500億円に迫るところまできている。直近の2019年(1月~11月累計)も既に458億円、前年同期比102.1%となっている。