今年もボジョレーヌーボーが解禁されました。1年で最もワインに注目が集まる季節となりましたが、今回はワインの原料“ブドウ“に着目しました。

「畑のミルク」といわれる究極のアンチエイジングフルーツ

 寒くなると、代謝や免疫力が落ちて風邪を引きやすくなると同時に体の老化も進みやすくなります。そんな時期にぴったりな果物が「ブドウ」です。

 最近は「皮ごと食べられる」品種も登場。食べたい分だけ、洗ってそのまま食べられる手軽さもあり、スーパーマーケットやネットでもいろいろな品種を見掛けるようになりました。

ブドウのここがすごい!

 ブドウは優れたポリフェノールが複数含まれている果物でありながら、体を温める効果もあるので、寒い季節の健康維持に適しています。

 でも、優れている点はこれだけではないのです。

・レスベラトロール :内臓脂肪の蓄積を抑制し、老化を抑制する“長寿遺伝子”を活性化させます。このポリフェノールは特にブドウの茎や葉、果皮などに多く含まれています。

・アントシアニン、カテキン、フラボノイド:抗酸化作用、抗炎症作用、血流改善などさまざまな健康効果を持つ複数のポリフェノール。血圧や血糖を緩やかに調整します。

・ビタミンB、C 、E:ビタミンBとCはエネルギー代謝を高めるため、ブドウに含まれるブドウ糖や果糖のエネルギー変換を助け、疲労回復が期待できます。ビタミンEは血流改善効果が期待でき、寒い季節の冷え予防にも働きます。

・ブドウ糖・果糖:ブドウ糖は点滴にも使われるようにスピーディに脳や体のエネルギーになり、風邪など免疫力が低下しているときやどうしても休めないときのレスキュー的なチャージが可能。ただし、使い切れないと中性脂肪として蓄積されます。果糖もスピーディにエネルギーに変換されますが、血糖値の上昇が比較的緩やかで太りにくい糖類といえます。

 糖質はリラックスホルモンのセロトニン合成にも必要な栄養素。極度な糖質制限はストレスが溜まり、過食や不眠のもと。適度な甘さはダイエットのメンタルコントロールにも重要です。血糖値が気になる人は精製された白い砂糖や加工したスナック菓子よりも、果物や穀類の糖質を上手に利用しましょう。

ブドウの効果的な食べ方3選

1、生鮮ブドウ+キウイフルーツ

 

 最近人気の “皮ごと”食べられるタイプはダイエットや老化予防に働くポリフェノールや食物繊維が豊富。中でも「ナガノパープル」に代表される皮が薄く、色の濃い黒ブドウはポリフェノールが豊富です。

 キウイフルーツは1個でバナナ3本分に相当する食物繊維を誇る果物。一緒に食べることで、ブドウ糖や果糖の血糖値コントロールをサポートします。

2、レーズン(干しブドウ)+ヨーグルト

 

 ブドウを干すことで栄養価が凝縮し、保存も効きます。皮に含まれる栄養素も丸ごと補給できるのでスピーディーに効果を発揮。ひどく疲れたときの脳や体の栄養源にもなります。

 ヨーグルトのオリゴ糖には腸内環境を整え、免疫力を高める効果があり、体全体で滞っている代謝を整えます。ヨーグルトの脂肪分はレーズンに含まれる糖質の血糖値の急上昇を緩やかに。冬場はホットヨーグルトにレーズンをプラスすると、腸の働きがさらにアップします。

3、赤ワイン+皮付きピーナツ(落花生)

 レスベラトロールをはじめ、ポリフェノールを豊富に含む赤ワイン。黒ブドウといわれる“色の濃い”ブドウは色素のポリフェノールが豊富に含まれる傾向にあります。中でも「ピノ・ノワール」など、皮の薄い品種はレスベラストロールが多品種の約4倍と、さらに多く含まれます。

 ピーナツの皮にもレスベラトロールが含まれており、アーモンドと比べてリーズナブル。“ゆでピーナッツ“なら柔らかく、歯が弱い子供からシニアにも安心。血流改善に働くビタミンEの含有量はアーモンドの7割程度あり、赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用を促進。どちらも“体を温める!寒い季節オススメの組み合わせです。

 いかがでしたか? フレッシュなブドウ、手軽なレーズン、そして赤ワイン。お好みに合わせて「ブドウ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。