ビジネスマンにとっては、仕事のパフォーマンスに直結する注意・集中力、問題解決力、学習・記憶力などの「脳の認知機能」。最近、このキレがなくなってきたかな……と思うことはありませんか?

 認知機能をつかさどる神経細胞は20歳をピークに1日に数万個ずつ減り続け、80歳になるとピークの約40%まで減少し、加齢とともに認知機能は低下します。

 脳の活性化には「運動」「睡眠」「食事」の3つが必要で、最近ではこれらで脳に刺激を与えると、年齢を重ねても神経細胞の増加が可能だと分かりました。

 この脳の活性化、ビジネスに必要な認知機能(集中力、思考、判断力、注意力、記憶力など)の向上にもつながり、その効果は緊張や興奮、疲労感を緩和させます。

 さらに最近では認知機能改善の研究が進み、「キリン」が発表した実験では、カマンベールに含まれるβラクトリンというペプチド成分の摂取により、通常より認知機能が高まることが発表されました。また、胸肉に含まれるミダゾールペプチドが脳の老化予防につながることも発表されています。

 こうした研究から、脳の神経伝達物質の原料である「タンパク質」を不足なく摂取することが、脳の活性化にとても重要だと分かりました。そこで、今回は脳の活性化をサポートするお薦めメニュー3品をご紹介します。

「良質なタンパク質」と「抗酸化」で脳を活性化

【ホタテとキノコのガーリックホイル焼き】旬食材の相性抜群の組み合わせ!

 低脂肪高タンパク食材のホタテは認知機能を低下させるアミロイドβの蓄積除去に働くペプチド「プラズマローゲン」が豊富。そこに抗酸化作用を持つキノコ、ガーリックを組み合わせることで、ホタテに含まれるアミロイドβ除去の働きを持続&促進(ガーリックのアリシンとキノコのβグルカンによる)。その他、血流改善も期待できます。 

【マグロとネギのカルパッチョ風】刺身用マグロでOK!塩分カットにも!

 

 マグロはタンパク質や脳の神経伝達をスムーズにする「DHA」の量が豊富。認知機能を低下させるアミロイドβの蓄積除去に働くイミダゾールペプチドも多く含んでいます。そこに、イミダゾールペプチドの働きを持続させる「アリシン」を含むネギと、優れた抗酸化作用のレモン、オリーブオイルを組み合わせると、DHAの酸化をオリーブオイルのオレイン酸とレモンのビタミンCが防止。その働きをネギのアリシンが持続させます。

【カマンベールチーズとレーズンのはちみつがけ】簡単!脳活性おつまみ!

 カマンベールチーズに含まれる白カビ成分はアミロイドβの蓄積を除去し、認知機能の活性化に働きます。その働きをレーズンのポリフェノール、はちみつのビタミンA、Cの抗酸化作用でサポート。はちみつが持つビタミンBには代謝を高める効果もあります。

 いかがでしたか? 身近なタンパク質食材で仕事のパフォーマンスアップに取り組んでください。