《今回の相談内容》 (狛江市 O・T 28歳)

「若い時から、人と打ち解けるのが苦手です。その解消法はないものでしょうか」

 

 なかなか人と打ち解けられずに、人見知り状態が続く人はいるものです。

 そんな人に共通するのは、表情が硬いこと。不安や警戒心が表情に出てしまうのです。それでは、自ら「私に近寄らないで」と言っているようなもの。周りもあなたに打ち解けてはくれません。

 誰とでもすぐに打ち解けたいと思うのであれば、表情や態度に警戒心を出さず、笑顔で相手と接するよう心掛けることです。笑顔は「私はあなたを受け入れます」というサインを発しているのと同じですから、相手の警戒心を解くこともできます。第一段階はそれでOK。

 それができたら、第二段階へ進みましょう。

 次なるステップは「相手との共通点を見つけること」。人が他人に対して安心感を覚える瞬間は「自分との共通点を見つけたとき」なのです。例えば、自分と同じ名字の人と出会ったら、あなたはどんな感情を抱くでしょうか。

 何だか親近感を覚えて、思わず微笑んでしまうのでは。珍しい名前の場合は、つい出身地を聞いてみたくなりそうですよね。

 心理学に『ネームレター効果』というものがあります。

 人は名前が同じ、あるいは似ている人物やものに対して、意識的にも無意識的にも好意を持ちやすくなるものなのです。自分の名前には誰もが特別な感情を抱いていますし、愛着も持っています。それ故に、名前、漢字やイニシャルなどに思わず反応して好意を感じてしまうというわけです。

 この効果は名前だけでなく、出身地や出身校、血液型や星座が同じであった場合でも表れますから、そうした話題を振って「自分との共通点を見つける」ことは人と打ち解ける早道です。

 それができたら、いよいよ第三段階。

 それは「会話の中でなるべくたくさん相手の名前を呼ぶ」ことです。言葉の端々に相手の名前を入れるようにするのです。なぜなら、人は自分の名前を呼んでくれる人には自然と親近感を覚えてしまうからです。

 これは『ネームコーリング』と呼ばれる心理テクニックで、営業畑の人は覚えておいて損ありませんし、好意を寄せている異性がいる人にもお勧めです。恥ずかしがらずに、何かにつけて相手の名前を呼ぶ。それだけで相手はどんどんあなたに心を開いていってくれるはず。ぜひお試しを。