入り口が3方面にあり、間口が大きく開いて開放的な造りのトレッサ横浜店。写真は店舗左側の防水・防寒のゾーン。

 作業服・作業用品のワークマンは一般消費者向け業態の「ワークマンプラス」をトレッサ横浜に9月13日に開いた。

 ショッピングセンター(SC)への出店はららぽーとの立川立飛(東京都)、富士見(埼玉県)、甲子園(兵庫県)、湘南平塚(神奈川県)に続く5店目。

 売場面積は56坪とSC店ではららぽーと富士見店(50坪)に次ぐ狭さだが、正面、右、左と3方面が入り口として開いており、間口が広い。同様に開放的な造りの甲子園店も年商4億円をうかがう勢いであることから「売上げは間口に比例するのかを検証する」(土屋哲雄専務)という目的もあり出店を決めた。

隣接する「ユニクロ」に近い店舗右側に設けた女性専用ゾーン。

 女性客が増えていることから女性向けのウエアやユニセックスのSサイズを集積した女性専用ゾーンを全体の20%のスペースを割いて設けた。

PB「ファインドアウト」を中心としたスポーツのゾーン。
「フィールドコア」を軸としたアウトドアのゾーン。

 この他、プライベートブランド(PB)「フィールドコア」を中心としたアウトドア(35%)、「ファインドアウト」中心のスポーツ(25%)、「イージス」を軸とした防水・防寒(20%)と計4ゾーンで売場を構成した。

 アイテム数は全ラインアップの1700アイテムのうち190品目と大幅に絞り込んだ。ちなみに立川立飛店は370品目。

アンバサダーに起用したキャンプブロガーのサリーさんと土屋哲雄専務。

 同社では7月から著名ブロガーと協業して新商品を開発する「製品開発アンバサダー制度」を導入した。現在はバイクやマラソンに詳しい15人と提携し、来秋冬に向けて新商品を開発中だ。将来は50人に増やす。来年9月にもアンバサダーとの協業商品のみの店を開く。

 また来年3月にさいたま市のロードサイドに、照明や看板を切り替えて時間帯によって見え方が職人向けの店と一般客向けの店に変わる「変身する店」を出店する計画だ。

 今後は「ワークマンプラス」の出店を加速。来年3月までに167店に拡大する。

「広告塔」の役割を果たすSC内店は10月にららぽーと沼津(静岡県)とテラスモール松戸(千葉県)、来年3月にららぽーと和泉(大阪府)に開く。来夏をめどに愛知県内のSCにも出店する方向で交渉している。

  • ◆ワークマンプラストレッサ横浜店
  • 所在地/神奈川県横浜市港北区師岡町700
  • 売場面積/56坪
  • 初年度売上げ目標/2億7000万円
  • 開店日/2019年9月13日
  • 展開企業/ワークマン
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※本記事は『販売革新』2019年10月号に掲載されたものです。内容は取材当時のものです。

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