三井不動産は10月4日、静岡県沼津市に「三井ショッピングパーク ららぽーと沼津」をオープンした。静岡では「ららぽーと 磐田」に続き2施設目、全国では15施設目になる。

 同施設は、国道1号線に近接しており、東名高速道路、新東名高速道路の複数のICからアクセスが可能。また、JR沼津駅、片浜駅から路線バスで直接乗り入れができる。

 メインターゲットは30~40代の子育て世代、サブターゲットは20~30代のカップル。いつ、誰と来てもライブやコンサートのような臨場感、高揚感、一体感を味わえる場所でありたいということから、「LIVE MALL NUMAZU」というコンセプトを打ち出している。

見て、食べて、楽しめる「ららぽーと沼津」

 対象商圏は30キロ圏内の120万人、そのうちの4割が3人以上の子育てファミリー層である。地域住民の年収が比較的高く、近隣に同じような大型商業施設が少ないこともあり、三井不動産は沼津地域を魅力的なマーケットと捉えている。

 敷地面積は、約11万9816㎡(約5万坪)、建物は店舗棟(1~3階:店舗、4階屋上駐車場)と立体駐車場棟に分かれており、売場面積が約6万4000㎡(約1万9300坪)。ららぽーとで5番目の大きさとなったこの施設の特徴は5つある。

1:ライブ(LIVE)感ある豊かな食の体験

 市場のように新鮮な食材が立ち並び、さらにその食材を使用したフードメニューが楽しめる「Mervado DE SAMASA」や、話題店集積ゾーン、ファミリーゾーン、グルメゾーン、ポップアップショップゾーンの4つのエリアに分けて展開している「NUMAZU GRAND DINING」などを展開。

2:ファミリーの時間をもっと楽しくする居心地のいい場所

 ファミリー層の集客を狙うため、小さな子供がいてもショッピングを楽しめる「ママwithららぽーと」プロジェクトを開始。「こもりらのもり」「こにわハウス」など、家族そろってゆっくりできる場所を提供する。

3:モノ・コト・ヒトの新たな出会い・交流の場所

 ららぽーとでしか体験できない「モノ・コト・ヒト」の発信拠点となる「沼津コート」を展開。ショップだけでなく、ギャラリーやイベントなども開催する。

4:生活(LIVE)をより豊かで快適にする多彩なブランド

「シネマサンシャイン」や「コロナワールド」などの静岡県東部最大級のエンターテインメント施設を展開。静岡県初出店店舗も46店となった。

5:空間デザイン

 季節に応じて色彩を変える「ヒカリ壁」や、近隣の保育園、幼稚園児が描いた魚が動き出す「オリジナル深海魚水族館」など、施設の空間に彩りを加える。

 全217店舗が集結した「ららぽーと沼津」のテーマでもあるライブ感を施設内の写真から探っていく。

1階:新たな「モノ・コト・ヒト」に出会える場所

 

 沼津で100年以上水産業を営んできた佐政水産がこだわりの地元企業と連携、地域活性化を目指した体験型マルシェ「Mervado DE SAMASA」を出店。

 

 日本で唯一の深海に特化した沼津港深海水族館とコラボレーションした横幅約10mの大水槽で駿河湾に生息する世界最大のカニ、タカアシガニなど、さまざまな生物を展示。フードホールで食事をしながら水槽を見ることができる。

 
 

「Mervado DE SAMASA」の出店店舗には、地元静岡の肉専門店「くわばらダイニング」、味わい豊かなお茶を提供する「茶寮あらいえん」、畑の風景を感じる野菜と果物の専門店「72 veggie」、本格的なスペイン料理が楽しめる「BUENA COSTA」など7店舗を出店。

 

 その他、静岡県東部初出店の「太陽のごちそう」や、新業態の「伊豆高原ケニーズハウスカフェ」など、沼津キッチンストリートにはさまざまな店が並ぶ。

 

 東京西南部と神奈川県を中心に店舗を構えるスーパーマーケット「sanwa」が静岡県に初出店。

 

 ひかりの広場では、イベントや季節に応じて色彩を変える「ヒカリ壁」を設置。

 

 近隣の保育園・幼稚園生が描いた深海魚をデジタルアトラクションで映像化。大型デジタルサイネージが深海水槽となり、描かれた深海魚が泳ぎ回る。

 

 ららぽーとでしか経験できない「モノ・コト・ヒト」と出会える街のコミュニティスペースの「沼津コート」。感度の高い展示やイベント、職人の技や若い才能、感性を発信していく。

 

 静岡県東部初出店となるカジュアルなスタイルで楽しめるカフェの「ゴンチャ」。トッピングや甘さ、氷の量までその時の気分に合わせて多様なカスタマイズができる。

 そして、LOFTや無印良品といった大型の核テナントも出店。無印良品ではウェア、食品、家具までそろっていた。

 

「遊びが学びに変わる」をコンセプトに、テクノロジーを駆使した遊びを通して子供たちの興味・関心を引き出すきっかけを提供する、新しい形のテーマパークの「リトルプラネット」