パンやパスタにも合う味付け缶

 ダイエットに、若返りに、メンタルヘルス、筋力アップにもオススメのサバ缶。手軽なのに生のサバよりもDHA、EPA、さらにはカルシウムも効果的に摂取できる“優れもの”だと前回、書きました。

前回の記事はこちらから!

 サバ缶食べ比べ第2回は、豊富なバリエーションの「味付けサバ缶」です。ブームになったサバ水煮缶ですが、どうしても「飽きる」という声や「臭みが苦手」という方にお勧めです。

 そのまま、調理せずに食べられるだけでなく、オリーブオイルや、カレー、トマト味など、なじみのある人気のフレーバーで、気軽にパンやパスタにも合うのがメリット。

 また、サバのDHA・EPAは酸化しやすい脂。抗酸化作用のあるオリーブオイルやトマトなどの野菜と一緒に摂取するとDHA・EPAの酸化を防ぎ、効果がアップするというメリットがあります。

 今回食べ比べは5点。今回もコンビニ、スーパーマーケット、ネット通販などで購入できる300円前後までのもの。ストックしておいて、毎日のランチでも手軽に食べられる価格をイメージしました。

 今回のランキングも、あくまで個人的な嗜好です。今回は特に嗜好が分かれると思います。

早速試食ランキングに移りましょう!

5位:サヴァ缶 国産サバのオリーブオイル漬け 170g

【図】デザインデプト東京9392 荘司邦昭

 一度見たら忘れられないパッケージ。オシャレなサバ缶の走りといえばこの商品ですよね。ネーミングもしゃれており、メディア露出も多く人気があります。

 オリーブオイルのオレイン酸がサバのDHA・EPAの酸化防止となり相性抜群。実際に食べてみると、野菜エキスや調味料の味付けが効いていて、“サバ入りオリーブオイルドレッシング“といった印象でしっかりと甘みがありますから、そのままグリーンサラダと一緒に食べることをお勧めします。

 パンにも相性抜群。三陸の復興支援で開発されたというこの商品、パッケージがオシャレなので家飲みの手土産にもいいですね。青魚が苦手な方には挑戦しやすい味だと思います。魚離れの若年層のサバ缶デビューにもぜひ。

 ただ、今回の5品の中で最も高額な(450円前後)。毎日食べるとなるとコスパが気になりました。好みの商品ですが、せっかくの三陸のサバなので、シンプルな味付けで素材を味わいたいと思い、5位になりました。塩分は1缶(170g)で1.0g以下(100g当たりナトリウム205mg)と水煮缶に比べて控えめです。

4位:ローソン さば味噌煮 190g

 さば料理の中でも人気の「さばみそ煮」。サバの濃厚な脂とみそのうまみは、相性抜群です。また、栄養面でもみそに含まれる褐色の成分「メラノイジン」は優れた抗酸化作用を持ち、サバのDHA、EPAの酸化を防ぎ、効果をアップしてくれる相思相愛の組み合わせ。特に、さばみそ煮に使われる赤みそは、この成分が多いのです。実に理にかなった料理なんですね。

 ただ、濃いめの味付けなので、軽く温めてコンビニで売っている刻みネギをたっぷりどうぞ。カリウムによる塩分排出ができます。また、しっかりした味の汁ごと利用して「サバ炊き込みご飯」もオススメです。ローソンは190g缶でボリュームはたっぷり。170円前後とうれしい価格ですね。

3位:マルハニチロ さばのカレー煮 150g

 みんな大好きなカレー。サバとカレーは相性抜群。カレーのスパイスがサバの臭みを取ってくれるので子供からシニアまで人気のメニューです。カレーのスパイスには血流改善効果があり、特にターメリックには抗酸化作用、クミンは脂肪燃焼効果もありますから、サバのDHA、EPAとのダイエット効果を後押ししてくれます。

 ただ、ダイエット中、カレーで気になるのがルーの小麦粉。この商品は、さらっとしたスパイスカレー風。サバと相性抜群のじゃが芋もちゃんと入っているのに糖質も1缶150gで炭水化物12gと控えめ。

 ごろっとしたサバと、こってりとした味で満足感も高いです。辛過ぎないのでご飯がそれほど欲しくならないのもポイント。千切りキャベツやサラダチキンと一緒に食べるとボリュームアップします。コンビニで購入できて、250円前後のコスパもうれしいですね。

2位:TOMINAGA SABA オリーブオイル漬け 150g

 開けた時のエキストラバージンならではの風味とフレッシュ感が違います。ガルシア社の100%エクストラバージンオリーブオイルをぜいたくに使用。塩のみのシンプルな味付けで、サバのうまみがしっかりと出ています。サバとオリーブオイルは抗酸化作用の高い「良質なオイル同士」で血管の若返りに最強タッグです。

 糖質も加わっていないので、ダイエット中や遅い時間のおつまみにはうれしいですね。食塩相当量は1缶150gで1.1gと控えめ。そのまま食べてもとてもおいしいですし、ハーブなどと一緒にサラダにも合います。

 私は、マスタード、ピクルスと一緒にウチ飲みセットがお気に入りです。満足感がありながら、1缶(150g)300円以下という価格設定も日常使いできるポイント。ヘビーユースしたいです。

1位:マルハニチロ さばのトマト煮 150g

 リコピンを含むトマトは抗酸化野菜の筆頭。サバのDHA・EPAの酸化を防ぎ、血管強化やダイエット効果を強力にバックアップしてくれます。さらに血圧抑制効果のあるGABAを含みますから、血管の若返りはアップします。トマトの酸味がサバの脂をさっぱりとさせ、栄養価だけでなく、味の相性は抜群です。

 サバのトマト煮缶詰は、海外ではポピュラーな商品。輸入食材屋でよく買っていましたが、この商品は1缶250円前後のコスパとコンビニで手軽に手に入るのがうれしい。食べてみると、トマトソースが甘過ぎず、しっかりと酸味も感じるところに好感が持てました。そのままでもおいしいですが、パスタにかけてもGOOD。トマトソースは糖質による血糖値の急上昇を抑えてくれますし、いつものミートソースをサバトマトソースに置き換えることで、血管の若返りに。

 私のおススメは、蒸し豆を1袋トッピングしてデリ風に。これだけでお腹いっぱいになります。豆類の良質な植物性たんぱく質と、胆汁酸の分泌を助ける水溶性食物繊維が加われば、脂肪燃焼に期待大の1品に。

 いかがでしたか?サバは世界中で家庭料理として広く食べられている食材。やはり、健康効果も理にかなっています。サバ缶ブームに乗って、お好みのサバメニューを探してみてはいかがでしょうか。

 次回は、サバだけじゃない、イワシやサンマ、鮭などの魚介缶詰食べ比べです。