ほぼ全国的な長雨や低温のためプールは閑散とし、農作物の生育不良に苦しむ農家の悲鳴が聞こえた。アイスや清涼飲料水の販売も鈍くサングラス、水着といった季節商品の消費が大きく落ち込んだ。

 末締め企業の場合、前月は例年と比べて休日が1日少なかったが、それよりこの記録的な日照時間不足と異常低温によって足下をすくわれたといってよいだろう。各社とも夏物セールの繁盛期ともくろんでいた「海の日」3連休も決して天候に恵まれず、アパレル全体的に厳しい結果となった2019年7月だった。

東京都の平均最高気温は27.5℃、平均最低気温は21.6℃と、この時期、暑かった昨年と最高気温では5.2℃、最低気温でも3.6℃も低い結果に。関東甲信越地方の梅雨明けは7月30日と昨年に比べて1カ月、平年と比べて8日遅い梅雨明けとなった。

〈1位〉アダストリア既存店)売上高 100.4%、客数 95.5%、客単価 105.1%

【主要施策】GLOBAL WORKで叶えるアウトドア(LOGOSコラボ他)

【話題の取り組み】Sparw niksコラボレーション12星座Tシャツ企画(ニコアンド)、IN THE HOUSEコラボレーション企画(グローバルワーク)

【注目アイテム】〔レディス〕マルチストライプスキッパーワンピース(税込349330%OFF)、〔レディス〕40ボイル製品染めワンピ(税込319220%OFF)/ 〔メンズ〕Mark Gonzales別注プリントTシャツ(税込4212円)

 記録的に悪い気象条件の下、前半は夏物商品の販売が弱かったが、下旬の気温上昇とともに夏物・晩夏物商品の売れ行きが伸長した。前月からに続く値引き抑制により、客単価が改善。ブランド別ではローリーズファーム、ハレ、ページボーイ等が好調であり、アイテム別ではワンピース、スカート、Tシャツ類、サンダル等が売上げの中心となった。PBのスポーツサンダルはアウトソールにボリュームがあり値頃感もあり、秀逸。客数は落としたが6社の中、唯一既存店売上高がクリアできた。