買物が楽しくなる工夫がされている!

 

 1階は酒と惣菜、ベーカリーでフロアを構成。店舗の中心の最も目立つところには円形の売場があり、惣菜、デザート、寿司を販売。即食性の商品を1階にまとめることで買物時間の短縮につながり、忙しい人にぴったりの売場となっている。

 惣菜売場ではデパ地下のように、若鶏の油淋鶏100g 220円などを量り売り。経時変化する揚げ物は店内調理をしており、自家製プレーンコロッケは1個100円で販売。試食も行っていた。

 弁当は和食は地下徳夫、フレンチは加藤正勝、エスニックはサラパナ・クマールの3人のシェフが商品を監修したアウトパック商品を品揃え。野菜たっぷり麦ご飯のタコライス570円、柔らか豚肉の生姜焼き重540円などが販売されていた。

 その他、黒豚焼売5個入り270円、ハーブソルトチキンステーキ280円、塩麹のチキンスティック240円などの惣菜も店内調理をしている。

 また、寿司は2貫から販売。いくら278円、あなご198円、つぶ貝198円、えんがわ228円などで、寿司屋のように好きな組み合わせを選ぶことができる。

 

 売場面積の割に酒に力を入れている点も特徴で、ワインや日本酒、蔵直送の地酒を売場で展開。

 ワインの価格帯は1000~2500円。ワインごとのお勧め惣菜をPOPで紹介しており、ワインとのセット売りを図っている。蔵元直送の地酒はクーラーボックスに入っており、冷えた状態で提供。

 ビール、発泡酒は、クラフトビールや輸入品のFARYEAST 東京IPA 488円、コナ ビックウエーブ ゴールデンエール388円など、普段あまり見掛けない商品も多く置かれていた。写真映えする商品が多く、日本酒のワンカップもかわいいパンダ柄の商品もあり、パッケージ買いするお客もいた。

 

 ベーカリーのアイテムはしろいちぎりパン 180円、りんご&シナモンのちぎりパン 290円など、皆でシェアできるものが中心になっている。

2階は売場でレシピを提案

 2階は生鮮3品とグロサリーで構成。

 

 青果売場は、壁面の先頭で季節の果物を販売。オープン日は、桃(福島県産)598円、黄金桃(山梨県産)980円。また、ピオーネ(山梨県産)1980円、シャインマスカット(長野県産)2980円などの贈答品にも使える商品が多く並んでいた。

 野菜は、関東近郊で収穫した新鮮な野菜がその日のうちに並ぶが、開店日の平台には化学肥料や農薬に頼らずに栽培された有機野菜が多く並んでいた(有機じゃがいも198円、有機玉ねぎ198円など)。

 

 鮮魚売場は、本日のお刺身の原産地や冷凍させたものなのかが一目で分かるボードを設置。開店日は本マグロ宮城県産(解凍)赤身スライス498円、さば刺身宮城県産(解凍)498円などが陳列されていた。

 精肉売場で目立ったのは、フライパンで炒めるだけで簡単に作れる「クイックパン」シリーズで、牛プルコギセット498円、レタス包み厚切り牛焼き肉セット498円など。そしてオープンケースの目立つところには、国産の牛肉が並ぶ。

 加工食品は普段使いの商品はもちろん、パッケージが映える輸入食品も多く、ディズニーのキャラクターとコラボした商品も。また、冷麺やカッペリーニが冷たい麺特集として、一つの売場に必要な調味料や麺が並んでいた。メニュー写真のPOPもあり、出来上がりがイメージしやすい。

 その他、急速冷凍で鮮度を閉じ込め、解凍してもうまみを逃さない特殊冷凍技術のスーパーフローズン専用売場もある。トロトロ煮込みロールキャベツ450円、濃厚バターのチキンカレー450円といったものから、大粒ベリーのベリーソース380円、南部美人 フローズンビューティー300mlといった商品が並んでいた。

 日用雑貨は小さいスペースながらも、シャンプー、リンス、洗剤、柔軟剤など、生活に必要な商品が一通り並んでいる。

新たな取り組みは定着するのか?

 今のところ2号店の予定はなく、今回の店舗は「フォーマットや運営のテストの場」と考えている。完全無人レジや商品のロッカー受け取りなどの新しい取り組みはお客の反応を見ないと分からないことが多いため、実験を通じて仮説の検証を進めていく。

  • 商業施設名/COMFORT MARKET 中延店
  • 所在地/東京都品川区中延4-6-8
  • オープン日/2019年8月2日
  • 売場面積/566㎡(171坪)
  • 駐輪台数/40台
  • 営業時間/10~22時
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