店舗で焼き上げる“クミンパン”も初登場。『37年目 夏のカレー&スパイスグリル』フェアの記者説明会・試食会に行ってまいりました。

 ロイヤルホスト(株)では、今年で37年目を迎える夏恒例のカレーフェア『37年目 夏のカレー&スパイスグリル』 を7月3日(水)から全国の店舗で開催。

今回は“スパイス”に注目

 夏本番を迎えるこれからの季節、食欲を刺激するロイヤルホストのカレー 。ロイヤルホストは「暑い国発祥のカレーで夏を元気に過ごしてほしい」との思いから、1983年から夏限定でカレーフェアを実施。今では浸透したタイ風カレーや北インド風のカレー、ハワイ風カレーなどを日本に持ち込み、日本における新しい食文化をけん引してきました。

 地球全体の温暖化で日本の夏も毎年酷暑となっているので、健康を保つ意味でも、今やカレーはなくてはならないメニュー。スパイスには食欲増進とともに、優れた抗菌作用があります。湿度が高まる夏場にかけて、私たちの健康を守るとてもありがたい調味料なんですね。

ロイヤルホストが提供する付加価値

 ロイヤルホスト(株)の佐々木徳久代表取締役社長からの冒頭のあいさつでとても印象的だったのは、内容がロイヤルホスト「健康経営」の成功についてだったこと。ファミリーレストラン業界でいち早く24時間営業を見直し7連休の取得、元日を含む3日間の店休日を設けるなどの働き方改革を行った結果、人材不足が深刻化する外食産業において、社員、アルバイトを含めた応募数は増加とのこと。従業員の生活が改善されることで重要なランチタイムやディナータイムのサービス、ホスピタリティの質の向上に成功したとのことでした。また、制服も一新。私もアルバイトを選ぶときは制服で選んでいました。女性は制服、大事です。

ロイヤルホスト(株)の佐々木徳久代表取締役社長

 食事は、味とともに、食べているシーンやその時の感情がインプットされ、好き嫌いが決まるといわれています。楽しく食べればその食事はおいしくハッピーなものとなり“好きなメニュー”に。楽しくない思い出になると、同じ食事でも味に関係なく、”おいしくない嫌いなメニュー“として記憶されるのです。

 日常のちょっとしたハレの場ともいえる外食で受けるサービス。実はこれ、”好きなメニュー・また食べたいメニュー“になるかどうか、料理の評価をも決めてしまう重要なファクターになんです。

 今回、個人的にグッときたのが、シルバーのアンガスビーフ用に別注で作られたナイフ。持ち手が太めなので、力を入れなくてもスーッとお肉が切れます。女性やシニアにもうれしい配慮。こうした気遣いが、ストレスないハッピーな食体験となり、リピートにつながります。

 

店でしか味わえない“出来たて・焼きたての香り“

 続いて、商品戦略部の岡野孝志部長から新メニューのテーマ「“スパイス“の”香り“」に着目した理由についての話がありました。

商品戦略部の岡野孝志部長

 中食サービスが飛躍的に便利になる中、外食レストランで提供できる付加価値の1つが“香り“になると岡野部長(他には”手づくり感“も挙げていらっしゃいました)。

 今回のフェアでは、同社の看板商品、店内で“原木”から切り出した肉を使う「アンガスサーロインステーキ」にはフライドオニオンにアーモンド、パセリにミックススパイスを店舗でブレンドした”食べるスパイス“を主役級にトッピング。店舗で最後の焼成を行うクミンパンはクミンシード入りのバターを塗ったもの。どちらも、“焼きたて“でしか堪能できない”香り”を最大限に意識したメニュー開発になっています。工場でつくり、持ってきたものではこの香りは出せません。

 これまでのルーが主役だったカレーも、スパイスが前面に出てスパイスが主役。クミンライスにも香りがたっぷり含まれています。好みによって白米にもチェンジ可能ですが、ロイヤルホストではシニア層でもほとんどが「クミンライス」を選ぶとのこと。なるほど、最近のシニア層は好奇心も旺盛で気持ちも若く、海外旅行経験も豊富。今後のメニュー開発の指標となりそうです。

『スパイスステーキ&海老のスパイシーグリル』にはアンガスサーロインステーキ、ブラックライガーのグリルの他に野菜が盛り付けられ、シェアしやすくなっています。見た目も華やか。岡野部長いわく「これまでは、男の料理」でしたが、それがいろいろな料理を少しずつ食べられるスタイルにシフト。女性にとってはうれしいメニュー展開ですね。

「食数」よりも「ブランドイメージ」を作っていくという言葉も印象的でした。

 では、試食レポート始めましょう。