「達観した外国人雇用」の実践事例①:セブン-イレブンの加盟店

 最近、このような心温まるツイートが話題を呼んでおります。

『仙台のセブンイレブン。もっとこういうお店が増えれば増えればいいな』

 

 まさに、達観した外国人雇用をなされていると思います。

 日本人の多くは優しい心を持ちながらも、相手が何人か分からないから一定以上の優しさを伝えられない、できないとも思います。しかし、このように伝えることで、自然と触れ合えるような関係になれる。本当に些細なことですが、とても素晴らしい好例です。

「達観した外国人雇用」の実践事例②:寿司チェーン

 外食の寿司チェーンでの好例です。

 この店舗では従業員全員の胸に大きな名札が付けられます。都内で十数店舗を展開されているチェーンさんの外国人リスペクトがひときわ目立ち、大きな名札には出身国とともに習得している言葉の国の国旗シールを貼っています。3カ国語のスピーカーも多く、ただの国旗シールですが、憧れとともに語学習得努力に対して尊敬の念を抱かせる、1つの技であると思われます。

「達観した外国人雇用」の実践事例③:大手物流会社

 大手物流会社の事例です。

 この会社は毎年、社員を採用した後、その両親をベトナム・ハノイに招待し、改めて会社も概要や将来のキャリパスの説明をし、その後に宴席を設け、酒を酌み交わすことを、継続されております。

 ただの宴会ですが、されど宴会。わざわざ日本からトップが来越し、家族との時間を過ごすことの意義は深く、それだけで社員は会社に対するコミットを高める傾向にあります。

 ベトナムの基本は家族主義であり、その家族の輪に自社の幹部が入ることは、この上のない動機付けになるのです。

 また、同社はスキーツアーや大相撲観戦なども取り入れており、社員の定着安定にもつなげております。

 3カ月にわたり、連載させていただきましたコラムも次回で一幕となります。

 最終回のコラムでは「私たちの挑戦と目指すべき共生」と題し、弊社ならびに日本の挑戦と目指すべき共生とは何かをお伝えできればと考えております。それでは、また次回をお楽しみにください。

 

連載の内容

第1回「外国人雇用改革の背景」:日本の現状、少子高齢化、労働人口減少等、日本の今をお伝えします

第2回「外国人雇用を取り巻く負のスパイラル」:ネガティブなニュース、悲しい出来事、現場のリアルをお伝えします。

第3回「なぜ日本を目指し、日本に何を求めるのか?」:彼らの思考、行動、キャリアパスなどをお伝えします。

第4回「ベトナムから見た日本の真価」:読者の視点をベトナムに移し、リアルな視点をお伝えします。

第5回「達観した外国人雇用」:日本都合の雇用ではなく、双方にメリットのある有効的雇用事例をお伝えします。

第6回「私たちの挑戦と目指すべき共生」:真の共生とは何か、私たちが提唱する成功モデルをお伝えします。