内閣府男女共同参画局の「共働き等世帯数の推移」によれば、2017(平成29)年時点で専業主婦世帯は641万世帯、共働き世帯はその約2倍の1188万世帯と発表されています。数値は1980(昭和55)年時点とほぼ逆転、女性の社会進出や雇用形態の変化、少子高齢化など複合的な要因で、共働き世帯の割合は年々増加しています。

 

 この連載では実際に共働きしている家族を料理・買物・生活という切り口で取り上げ、どんな日常を送っているのかショートエピソード形式で毎週お届けします。

第40話 地元在住の妻・利枝の目線

>第39話 プログラマーの夫・Edwinの目線

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 わが家は夫が残業をせず、外での飲み会にも参加しないので、夜は家族みんなで過ごす。

 そのため基本的に夕飯は毎晩自炊だ。でも、平日の帰宅後には包丁を極力使わないで済むように工夫している。小さい子2人の子育て中なので調理にあまり時間が取れないことと、仕事帰りで疲れているのが理由だ。

 基本的にやっているのは、週末に野菜をあらかじめ切っておくこと。中でもどんな料理にも使いやすい玉ネギ、ニンジン、青ネギ、キノコ類は、カット野菜としてすぐに使えるように常に自宅にストックしてある。お肉やお魚は自分で切る必要がないようにカット済みのものを休日に購入し、冷凍してはその都度使う。

 ただ特例で、カボチャの煮物、にんじんしりしり、ホウレン草のごまあえなど、定番の副菜だけは作り置きして常に冷凍庫に入れている。おかずが足りないときに出したり、お弁当に入れるなど使い勝手が良いからだ。

 食べる直前に調理するのが一番おいしいので、メインディッシュになるようなおかずの作り置きはしないのがわが家流だ。

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 週末はショッピングセンターやファーマーズマーケットに出掛けての買い出し、平日の夕飯の下ごしらえ、姉の習い事送迎や公園での外遊びをしていると、あっという間に終わってしまう。

 今住んでいる場所は私の地元ということもあって、ホームパーティーをすることも多い。自宅や近所に住む友達の家に各自で食事や飲み物を持ち寄って、家族ぐるみで集まるのだ。

 私が友人と会話で盛り上がっている時は、夫が子供たちの遊び相手になる。自宅でもどちらかが家事をしている時には自然と手の空いたもう1人が子供の面倒を見ているようになった。

 夫は外国人ということもあってか、仕事だけでなく育児もすごく頑張ってくれている。私が2人目の育児休業を終えて仕事に復帰してからは、家事をやってくれることも増えた。

 子供が2人いることで、感染症の流行時期や体調不良等の理由で会社を休まざるを得ない日も増えた。けれど急に休んでも嫌な顔をされない職場に感謝しているから、私も仕事を続けられている。

 ただ夫婦だけでゆっくり話す時間が今はなかなかつくりづらいので、夫が家でPCを見る時間がもう少し減るとうれしいなと思う。

 そんな私も仕事と2人の子育て、家事という3つを抱え、新しい生活を回していくことで今はいっぱいいっぱいだ。

 少し生活に落ち着いたら趣味の時間を増やしたり、勉強のために学校に通うことを、先の楽しみにしている。

>第39話 プログラマーの夫・Edwinの目線

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>第41話 地方移住した夫・宏樹の目線

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 この連載では、エピソードの元になる共働き生活(料理、買物、外出についてお話を聞かせていただける共働き家族を募集しています。

 また、併せて共働き生活に役立つ商品・サービスを取り扱っている企業も募集しています。

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