市場は2018年には120%増!さらなる進捗が期待

手売り市場のみ。出典:アーモンドミルク研究会調べ

 アーモンドミルクが着実に売れています。日本では2013年のブルーダイヤイアモンド「アーモンドブリーズ」に続き、2014年のグリコ「アーモンド効果」の発売で急速に市場が拡大、2015年には市場規模は25億円を突破しました。この頃から牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」として注目され始め、2018年にはポッカサッポロフード&ビバレッジが参入。マルサンアイは『タニタカフェ』監修の商品を投入。2018年の販売量は1万kℓを突破し、約50億円弱の市場にまで成⻑しています。

 アメリカではハンバーガーの「フェイクミート」ブームになるなど、全世界的な「食のサスティナブル」トレンドの令和時代。植物性の第3のミルク「アーモンドミルク」はさらなるブレイクの予感。

 皆さん、もうお試しになりましたか?

 ブームになるだけあって「アーモンドミルク」は私たちにとって、うれしい飲み物なのです!

<ここで解説>アーモンドミルクとは?

 販売されているアーモンドミルクは、アーモンドやアーモンドペーストと水を加えたもの。アーモンドをすりつぶし、水を加えて濾さないまま製品化したものや、アーモンドペーストに砂糖を加えたものなど、作り方もメーカーによってさまざまです。

・「低糖質」「低カロリー」に加え、「ビタミンE」「食物繊維」がポイント

 アーモンドミルクの特⻑は牛乳と比べて低カロリー、低糖質であること、動物性脂肪を含まない植物性ミルクであること。さらに豆乳との違いとして、その豊富な食物繊維とビタミンEにあります。

・「植物性」の広がりで再注目。米国では豆乳代わりはアーモンドミルクがトップ

 アメリカやヨーロッパでは、「植物性ミルク(Plant based milk)」が再注目されています。中でも成⻑著しいのがアーモンドミルク。植物性ミルク市場の64%を 占めており、今や植物性ミルクの定番です。高級アイスの代名詞『ハーゲンダッツ』も 2018年からnon-dairyラインを展開。オーガニックスーパーだけでなく、一般のスーパーマーケットでも多様なアーモンドミルク商品が並び、今後も拡大していくと予測されています。

・日本でも「アーモンドミルクブーム」に「ナッツブーム」

 この流れが日本に伝わり、豆乳に変わる「第3のミルク」として注目を集めているわけですが、同時に起こっているのが、低糖質で食物繊維が豊富でダイエット中でも体に良い素材系おやつの「ナッツブーム」。スーパーマーケットやコンビニにはアーモンドやクルミなどが並ぶようになっています