淡路島にできた「HELLO KITTY SMILE(ハローキティスマイル)」が開業1年を迎えようとしています。地元はもとより関西圏を中心に多くの顧客を集め、さらに淡路島には今まであまり注目していなかったインバウンドの人たちも訪れているとか。この「HELLO KITTY SMILE(ハローキティスマイル)」は、建物丸ごとHELLO KITTY(ハローキティ)。しかも、大人のためのラグジュアリーなハローキティだと言いますから、一体どういう施設なのか、何が人気なのか行ってみることにしました。

 東京から新大阪まで新幹線、在来線に乗り継いで明石まで行き、明石から約13分、船に乗ると淡路島の岩屋港に到着します。港から無料のシャトルバスに乗って出発。約15分で、真っ白なハローキティの巨大な頭が見えてきました。

ショップにはFEILERのタオルや九谷焼の陶器も

 まず、エントランスに入ると、ベンツに乗ったハローキティとボーイフレンドのダニエル君の大きなぬいぐるみが迎えてくれます。壁にもハローキティが描かれ、上を見上げるとシャンデリアがある豪華なつくりです。

 さらに進むと、ショップがあります。よく見掛ける子供向けの雑貨ではなく、大人が普通に持てる商品ばかりが並んでいます。FEILER(フェイラー)のタオルや、バッグ、ポーチ類、アクセサリーや、クロコダイルのバッグに財布と高価なものも目につきます。九谷焼の陶器や、限定Tシャツなど、ここでしか手に入らないものもあり、店内はかなり混んでいました。何十万円もするような財布やバッグを買うのは、インバウンドの方なのかと思いきや、そうとも限らないのだとか。よほどコアなファンが目的買いでいらしているのでしょうか。

クロコダイルのバッグは45万円。
 

小さかった頃を思い出し、懐かしくうれしくなりました

 

 その奥は、有料スペース(大人1500円・4~12歳の子供750円)で、アートギャラリーとシアターがあります。3代目デザイナー 山口裕子さんの世界に1つしかないアート作品が展示され、床から天井まで約350体のぬいぐるみで埋め尽くされた部屋はインスタ映えすると若い女性に人気だそうです。万華鏡の中に入り込んで撮影ができるスペースもありますが、出てこられなくなると困るので私は遠慮しました(笑)。

 

 シアターは、光の演出で知られるクリエイティブ集団NAKED(ネイキッド)制作の約15分間のハローキティの世界。直径14メートルのドーム型シアターは実は、あの遠くから見えたハローキティの大きな頭の中です。ハローキティが電車に乗ったり、お菓子の家に現れたり、ハローキティの好きなもので満ちたかわいいもの満載のひとときが過ごせます。少女の頃、私もハローキティの世界に浸ったことがあるだけに、何だか懐かしくてうれしくなりました。それにしても、物語になっていないハローキティの世界をこれだけ表現するクリエイティビティはすごいものです。