*ライトオン(既存店)売上高 99.1%、客数 97.7%、客単価 101.5%

【主要施策】リーバイスエンジニアード・ジーンズ20周年/春の衣替えキャンペーン(リユースプロジェクト) 【話題の取り組み】360度ストレッチパンツ/クリスタルリネン&フレンチリネンブレンド 【注目アイテム】ユニセックス→①Championカラー刺繍ビッグTシャツ(税抜5490円)/レディス→②LeeロゴワッフルTシャツ(税抜3990円)、メンズ→ ③ALPHAライトMA-1ブルゾン(税抜1万3800円)

 リーバイスの20周年ベントの打ち出しは先月からの継続。イメージモデルに木村拓也と中国出身のミュージシャンのリア・ドウを使用した(中国でも知名度のある木村とのコンビはアジア市場を意識した起用かもしれない)。そのリーバイ・ストラウス社は先月、ニューヨーク証券取引所に34年ぶりに再上場、1億6000万ドル超を資金調達できたようだ。潤沢な資金を元に市場開拓やこれからの新規開発商品など期待がかかる。

 ライトオンは今月もNB中心に商品動向は堅調だったものの、前年同月比は2カ月連続して100に届かなかった。

*しまむら(既存店)売上高 97.7%、客数 102.1%、客単価 97.3%

【主要施策】春の新作ベビー&キッズフェア/しまむら新生活特集/大きいサイズコレクション 【話題の取り組み】『ハイドロ銀チタン』タンパク質分解触媒物質/農業で活躍する女性企画/オトナの美スタイルTシャツシリーズ  【注目アイテム】レディス→①ブロードストライプシャツワンピ(税込1900円)、 ②ポリエステルカットソーショート丈ブルゾン(税込1900円)/メンズ→③Kappaナイロンブルゾン(税込2900円)

 ワンピースやマウンテンパーカなどティーンズから動き出したトレンドアイテムがミセスにまで拡大し春物が好調だった模様。Twitterフォロー&リツイートキャンペーンとしてグループ共通商品券1000円分を500名プレゼント等の販促効果もあって、客数を伸ばせた。

 一方、冬物処分品の増加で単価が下落した影響により、売上げは前年実績を下回り、既存店売上高は11カ月連続マイナスとなる。

〈3月のまとめ〉春らしく「タンス在庫にないもの」に動き

 不調だった20日締め企業2社とも今後の施策について発表があった。

 しまむらは19年2月期連結を減収大幅減益(売上高5459億円 前期比3.4%減、営業利益254億円 前期比40.7%減)。既存店売上減の要因を自店競合の顕在化と分析、再度商圏を検証した上で店舗のビルド&スクラップを進めていくようだ。ライトオンはPBのリブランディングを準備して、今秋に再スタートを目指していく。それぞれ、不調要因を分析、対策を講じていくにあたって、これからの業績推移を見守っていきたい。

 月末締め企業4社は休日が1日多かったことも影響して、既存店売上高はクリアした。寒暖差が繰り返される気象の中、週末に大崩れすることなく比較的春らしく推移したため、レディスに代表されるように“スカート、・ワンピーストレンド”のようにタンス在庫にない商品の動向がよかった。ただ、トレンドのポジショニングからすると、まだアーリーアダプター(初期採用者)中心でアーリーマジョリティー(前期追随者)への移行段階といった感じで、今後の商品浸透度を注意深く見守っていく必要がある。