良品計画は銀座3丁目で「無印良品 銀座」、レストラン「MUJI Diner」と「MUJI HOTEL GINZA」を2019年4月4日よりオープンする。同社にとって銀座という街は重要な意味を持っており、2018年12月に閉店した有楽町店ではATELIER MUJIなど多くの取り組みを行ってきた。そして、その後の事業にとっても大きな意義があり、MUJIの聖地といわれていた。その銀座のマチをつなげ、日本や世界のマチをつなげるというコンセプトを持つ同店の見どころを紹介する。

感じよい暮らしを実現させる店づくり

 同店は、東京メトロ銀座線/丸ノ内線/日比谷線 銀座駅B4出口から徒歩3分、東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅5番出口からも徒歩3分、JR山手線 有楽町駅中央口から徒歩5分に位置しており、非常にアクセスが良いのでインバウンド客も取り込みやすい。

 

 売場計画は上の表のようになっており、B1Fに「MUJI Diner」、1~5Fまでが「無印良品銀座」、6Fが「ATELIER MUJI GINZA」と「MUJI HOTEL」フロント・レストラン「WA」、7~10Fが客室である。

 まず、B1Fの「MUJI Diner」から見てみる。

 
 

 レンガと古材で食品倉庫をイメージしており、肉や魚、野菜など使用する食材が見えるオープンキッチンとなっている。素の食、楽しむ、伝統、おすそわけをテーマに、野菜を中心に旬の魚介や肉料理、ジビエなどを使った 1品料理を提供。

 そして、1~5Fは「無印良品 銀座」。売場面積は3,981㎡で無印良品単独の店舗面積では世界最大で、入館者数年230万人(旧有楽町店比120%)を目指す。

 1Fから順に写真を交えて紹介する。

 

 1Fは、古材とトタンで市場、小屋をイメージした内装になっており、青果売場では「テイスティング・アドバイザー」が本当の旬や商品の理由、生産のストーリーを伝える。試食では素材の良さを引き出し、なるべくシンプルな形で提供することで銀座で働く人のくらしにも取り込みやすい食べ方、くらし方を提案し、青果を食べる文化を伝える。

 素材を生かし、シンプルな原材料を使用した弁当も販売。メニューは日替わり弁当 750円、世界のローカルご飯6種 650円、おにぎり3種 150円、カレーのごはん2種 250円、サラダ4種 500円、小さめサラダ2種 350円、カットフルーツ 400円。配送あり。

 ジューススタンドでは、季節のおいしさを感じるフレッシュジュースやカフェミールで人気のソフトクリームを提供。そして、ブレンドティー工房は32種類のレシピから、お好みのお茶をその場でブレンドできる。大型店コンテンツとして同店でトライアルスタート。

 

 2Fは、木漏れ日天井と古材で布を引き立たせる内装で、レジ奥にはガラスで仕切られた裾直しミシンが置かれた加工室を設置。基本の色は1サイズ1フェースの展開で買いやすくボリュームのある売場となっており、伝統やくらし、知恵由来の文脈商品が数多く置かれている。

 

 3Fは、くらしの基本商品の圧倒的なボリューム陳列と、使われなくなったものに新たな命を吹き込むとして、レジバックにアートウォールを設置した。

 

 4Fは、平台と壁面での発見とヒントによる、理由が伝わる売場となっている。その他に大人も普段使いができる刺繍と本の修理や、オーダー写真集を承るデザイン工房を設置。

 

 5Fは、新しい商品の「パネルファニチャー」でMUJI SUPPORTデスクと配送センターを作っている。この素材を使って家具のオーダーメイドができる。

 

 6Fは、樹齢400年の楠による自然の強さとぬくもりを感じさせるSalonのカウンター。時間によって照明の照度をコントロールして落ち着ける空間を演出している。そして、デザインにまつわる書籍を集めたLibraryも設置。