「ワンランク上の着こなしの基本」坂井さんに聞きました!

質問:「普段街角で見掛けるビジネスマンのスーツで気になることはありますか?」

坂井:「3つあります。1つは、おじさんが1~2サイズ大きいものを着ていることです。ジャケットの袖口からシャツはのぞかず、ジャケットの袖丈が手の甲を隠すほど長いと、清潔感は出ないですね。2つ目は、若者で気になるのが、サイズの小さいピタピタのスーツです。ジャケット丈が短く、お尻が半分見えてしまっています。これでは軽薄に見えてしまいます。ジャケットの着丈はお尻がギリギリ隠れるのがベストです。最後は、ボタンダウンのシャツとスーツを合わせていることです。ボタンダウンのシャツはカジュアルなので、クールビズやカジュアルなジャケットと合わせることはできますが、ルールとして、上下供布のスーツには合わせません。」

質問:「既製品のシャツは主に首周りサイズで選びますが、ジャストサイズの袖丈はどう判断するとよいのでしょうか?」

坂井:「シャツの袖口のボタンを外した状態で着用したときに、手の甲が半分くらい隠れる長さがベストです。ボタンを留めるとちょうどよいふくらみ(パフ)が袖にできます。」

質問:「小柄な方へのアドバイスはありますか?」

坂井:「基本パンツは4~5cmほどのダブルをお勧めしていますが、身長が165cm以下の方には、パンツの裾のダブルの折り返しを3.5cmにすることや、シングルを提案しています。」

質問:「パンツはダブルが主流といわれていますが、その理由を教えてもらえますか?」

坂井:「シングルはフォーマルなスタイルなので、活動が中心のビジネスマンにはダブルを勧めています。ダブルにすることで、パンツの下に重みが出て、きれいに落ちてくれます。エグゼクティブがパーティに出席するときは、シングルを勧めます。」

質問:「最近、スリーピースやベストを着ている方も増えてきました。ベストで押さえるポイントはありますか?」

坂井:「ベストの着丈は、パンツのウェスト部分とつながっているようにします。そして、ベストの身幅は、ジャケットよりもさらにタイトなものを選んでください。」

質問:「男性のお洒落の1つはタイですよね、お薦めのタイはありますか?」

坂井:「お薦めのタイは無地のタイです。特にブルー系、ネイビーのタイは万能です。黒無地もクールで思ったより使いやすいですね。タイというと、とかく派手な色・柄に目が行きがちですが、無地を選ぶことで洗練されたスタイルを作ることができます。」

質問:「では最後に、ビジネスシーンでお洒落を感じさせる工夫ができるとしたらどんなことでしょうか?」

坂井:「ビジネススタイルはできるだけ色数を抑え、シンプルにすれば決して難しくありません。無彩色の白、黒、グレー以外の色数は基本2色を目指してください。多くても3色までに収めると、まとまりが出ます。」

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イメージコンサルタント坂井 二朗(Jiro Sakai)
30代~50代の男性を中心に、ビジネススタイル、休日カジュアルのスタイリング提案やショッピング同行、代行を行う。多くのビジネスマンや婚活男性にアドバイスを行っている。
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 今回は男性のビジネススタイリングをご紹介いたしました。女性のビジネススタイリングはファッション性が高いので、ルールも時代によって大きく変わってしまいますが、男性のビジネスーツの基本ルールはあまり変化しないのが特徴です。

 清涼感のある印象をまとったビジネスマンがあふれると素敵だと思いませんか? ぜひ、ポイントを押さえて、新年度に向けた印象マネジメントの準備を始めてください。

 最後まで、お読みくださいまして、誠にありがとうございました。日々の振る舞い、発言、行動の積み重ねが、あなたの印象をつくります。本来のあなたのポテンシャルに近づくために、印象で損しないために、ぜひ、印象のセルフマネジメントを一緒に意識し続けていきませんか?